帝王切開

2015/07/29

「帝王切開」後でも「医療保険」に加入できるの?

この記事の監修/執筆

ファイナンシャルプランナー永尾 三奈

「帝王切開」後でも「医療保険」に加入できるの?

帝王切開を経験した女性からの質問

近年帝王切開は増加傾向で、日本では約16%、ブラジルなどでは40%にのぼると聞いてビックリしています。相談したいのは、帝王切開の出産に伴う保険があるの?ということです。もうすぐ一人目が産まれてしまうので、もしあるとしても加入できないと思いますが、仮に2人目ができた時も、帝王切開になると聞きました。2回目の出産に備え、帝王切開後でも入れる保険があるか、教えてください。また、メリットとデメリットも教えてください。

永尾三奈先生からの回答:「加入できるうちにしっかり検討を」

帝王切開については、「手術」に該当しますので、医療保険の給付金支払いの対象になります。ほかにも、流産や早産による入院・手術、妊娠中毒症による入院等も支払いに該当します。もうすぐ1人目が産まれるということですが、妊娠中は医療保険に加入できないわけではありません。妊娠の週数や妊婦の状態、申し込む会社によってまちまちですが、加入することはできます。

一般的な医療保険ですと、27週までなら可、とも言われますが、少額短期保険であれば32週まで可の商品もあります。 もちろん帝王切開後に加入できる保険もあります。ただ、どちらも加入はできたとしても、子宮に関する病気に対して、1年から5年ほど不担保の期間などの条件がつくことが多いですね。その際、検診等で子宮関係の病気が見つかったとしても、その治療は医療保険の対象外になってしまいます。また、通常の医療保険加入時に比べて保険料が高くなることもあります。

早めにメリットとデメリットの理解を!

妊娠中・帝王切開後の保険加入のデメリットは、条件がつくことと保険料増の2つです。デメリットがある一方で、それでも保険に入っておいたほうが良いメリットもあります。産後の女性の身体は様々なトラブルに見舞われることが多く、思ってもいないような体調不良を起こすことがあります。授乳中は薬も飲めないので、ちょっとした風邪から肺炎をこじらせたり、赤ちゃんに色々な栄養を取られる影響で骨がもろくなることもあります。症状がひどく入院したり、骨折に至った場合医療保険はもちろん使えます。また、産後鬱になってしまうママも近年増加傾向にあります。

うつ病の診断をされてしまうと、完治したかどうかの判断が容易ではなく、その後の保険加入や見直しが、とても難しいのです。出産して落ち着いたら加入しようと思っていたのに、医療保険に入れない状況になってしまった!ということだけは避けたいですよね。

妊娠中にかかわらずですが、保険加入の際は申込み時の健康状態に応じて、加入審査を行うことになります。週数の条件をクリアしていたとしても、過去のほかの病気やけがが原因で加入できないことがあるので注意が必要です。いつか準備しなければ、と思っているのであれば、加入できるうちにしっかりと検討しておくことがベストですね。

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