出産と保険

2015/07/29

子どものための「傷害保険」って必要?専門家に聞いてみた

この記事の監修/執筆

ファイナンシャルプランナー永尾 三奈

子どものための「傷害保険」って必要?専門家に聞いてみた

3歳の子どもをもつ女性からの質問

祖父母(共に59歳)と同居しているため、子ども(3歳)のための保険を話す機会が増えてきました。子どもの進学費用を準備するための学資保険以外にも、万が一の病気やケガに備えた傷害保険とかいろいろあります。学資保険はよくショッピングモールでも宣伝しているのでわかりますが、子どものための傷害保険って、周りでなかなか聞きません。

例えば某○○火災さんでは、
・登下校時や学校内外でのケガ
・日射または熱射による障害を被った場合
など、言ってしまえばキリがありません。

実際のところ、子どものための傷害保険ってオススメなのでしょうか?気にし出したらきりがないので……教えてください。

永尾三奈先生からの回答:「何が心配か?をベースに考えていくと選びやすい」

保険には様々な種類のものがあります。傷害保険は、損害保険の分野にあたり、子どもの怪我や事故などについての保障を準備するための保険です。傷害保険が必要かどうかは、人によりけりですが、しいて言うのであれば、その人が子どもに起こることで何が心配か?をベースに考えていけばよいのではないでしょうか?

例えば、子どもが骨折をして入院した場合、現在は自治体の小児医療制度によって病院での出費は基本的にゼロのところが多いと思います。ただ、病院への支払いがゼロでも、緊急時のタクシー代や付き添いにかかる雑費、家を空けることで発生する家事の負担増などで出費があるのも事実です。その時のために、貯蓄には手を付けたくない…と思うのであれば、保険に入るのはおすすめですよね。子ども医療費助成については地域格差がかなり大きいので、注意が必要です。ご自身の住まいの自治体に制度を確認してみましょう。

また、医療保険は基本的に入院した際に給付金を受け取れますが、傷害保険は通院でも給付金がでるものがあります。 こどもの怪我や病気の統計をみると、入院は多くないのですが、通院はかなりの頻度になるので、うまく活用することで家計の負担を減らすことができます。

「傷害保険」と「自動車保険」を並べて見るのが大事なワケ

加入する際のポイントですが、傷害保険だけ加入する前に、車の保険を見直してみましょう。傷害保険と同じ効果のある特約がすでについている可能性もあります。また最近では自転車事故によるトラブルも多く発生しています。

傷害保険と自転車保険が一緒になったものもありますし、自転車保険でなくても、「個人賠償責任保険」を傷害保険と一緒に加入することで、日常の様々な賠償責任に備えることができます。賠償責任を負うことになると、その賠償金額も数百から数千万円になることがあります。これを家計から出費するとなると、かなり収支のバランスが崩れることになるので、傷害保険と合わせて、個人賠償責任保険についても、検討してみることをお勧めします。

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