腰痛

2015/08/03

妊娠7カ月、胎動とは違う腰の激痛の原因は何?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠7カ月、胎動とは違う腰の激痛の原因は何?

赤ちゃんを妊娠すると、以前とは違い身体に様々な変化が現れます。胎内を元気に動き回る赤ちゃんだと、痛いほどの胎動を感じることもあります。しかし、明らかに胎動とは違う痛みを心配する相談者に対し、看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

妊娠中の腰の痛みについての相談:「妊娠7カ月。時折腰に激痛があるが、これは何?」

現在2人目を妊娠中で、7カ月半になります。お腹がどんどん大きくなって胎動も激しくなってきているのですが、胎動とは違う痛みを時々感じることがあります。腰からお尻にかけての激痛なのですが、今は2歳の息子もいるため育児疲れからくる腰痛かぎっくり腰かと思ったのですが、そうでもないようです。この激痛があると立っている時に腰が抜けてしまうのですが、3秒ほどすれば治まります。一体この激痛は何なのでしょうか。(30代・女性)

お腹周辺の筋肉などが引っ張られることが原因かも

赤ちゃんの成長に伴いお腹が大きくなってくると、腹部周辺の筋肉や靭帯が引っ張られて腰などに痛みが出ることは少なくないようです。

お腹がどんどん大きくなってくると、お腹周りの靭帯や筋肉が引っ張られて姿勢が変化します。そのため、お腹周りや腰や恥骨に痛みを感じる妊婦さんは多くいらっしゃるようです。特に二人目を妊娠中の方は、育児があるために初産の方よりも無理をしがちで腰への負担が増え、より腰の痛みが強くなりやすいともいわれています。(産科看護師)
大きく突き出たお腹によって骨盤や背骨がゆがむことで、腰痛が起こりやすくなります。(産科看護師)
妊娠3カ月を過ぎると、骨盤を緩めるためのリラキシンというホルモンが分泌されます。妊娠初期だけでなく、妊娠後期にも分泌されているので、このホルモンの影響で骨盤が緩み腰痛が起きている可能性があります。(産科看護師)

骨盤ベルトなどの使用でしっかり固定!

お腹が大きくなってくると、どうしても正しい姿勢を保つことが困難になってきます。骨盤ベルトなどを使って腰を支え、無理な体勢にならないように注意しましょう。痛みがひどい際は自己判断で湿布などを使用せず、必ず医師の指示を仰いでください。

急に立ち上がったり、中腰や長時間同じ体勢をとるなど無理な姿勢は避けるようにして、骨盤ベルトや腹帯でお腹を固定し、なるべく正しい姿勢を保つように心がけてください。(産科看護師)
痛みがある時は、横になって安静にしてください。抱き枕やクッションなどを使って、横向きになり足を軽く曲げた状態が比較的楽な姿勢だと思います。痛みが強い場合は、妊婦さんでも使用できる痛み止めがあります。自己判断で市販の痛み止めや湿布などは使用せず、主治医に相談してください。(産科看護師)

妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、腰への負担も増えてきます。時折起こる腰への激痛は靭帯や筋肉が引っ張られて起こっている可能性があるので、骨盤ベルトなどで固定して、できるだけ楽な姿勢で過ごすようにしてください。


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