ピル

機能性出血で服用したピルで副作用…どうすれば?

生理でもないのに子宮から出血し、機能性出血と診断されることがあります。主な治療としてホルモンを調整するピルが処方されるようですが、ピルの服用で身体のだるさなどを訴える相談者の方に、看護師さんたちのアドバイスとは。

機能性出血についての相談:「機能性出血と診断。ピルが処方されたが気分が悪く身体もだるい」

生理が終わってから2週間後に再び出血があり様子を見ていましたが、5日経っても鮮血のままだったので婦人科を受診しました。出血を止めるためピルが処方され、服用後すぐに出血は治まりましたが副作用で気分が悪く、服用後1週間ほど身体がだるく寝たり起きたりを繰り返す程でした。診断の結果、機能性出血とのことでしたが、不正出血自体今まで経験がないので今後も続くのかとても不安です。(40代・女性)

機能性出血の治療はホルモン剤が一般的

機能性出血はホルモンの異常が原因で起こるため、治療は一般的にホルモン剤が使用されると看護師さんは説明しています。

機能性出血とは子宮疾患などの器質的な異常がない場合に、生理以外の子宮内膜からの出血のことをいいます。卵巣ステロイドホルモンの影響といわれており、ホルモンの減少で起こるものとホルモンの減少に関係なく起こるものに区別されます。(婦人科看護師)
機能性出血の治療としてはホルモン剤が使用されますが、ピルもホルモン剤の一つですから、ホルモンのバランスを整えるために処方されたのではないでしょうか。(婦人科看護師)
年齢を重ね閉経が近づいてくると、不正出血も起こりやすくなります。また、出血が機能性出血ではなく子宮がんや筋腫などが原因となっている場合もありますから、定期的に検査を受けるようにしてください。(婦人科看護師)

ピル服用中は妊娠中の身体と同じ状態に

ピルを服用すると、身体は妊娠しているのと同じ状態になるため、つわりのような症状や身体のだるさが出ることがあります。症状がつらい場合は医師に相談して、違う薬に変えてもらうこともできるようです。

ピルは人工的に妊娠した状態を作るため、身体のだるさや気分がすぐれないのは副作用というよりも、妊娠に伴うつわりの症状と同じだと考えられます。(婦人科看護師)
身体のだるさなどの症状が強いのなら、ピルを低用量ピルに変えてもらってはいかがでしょうか。それでもダメなら漢方薬など副作用の少ないものもあるので、医師に相談してみるとよいでしょう。(婦人科看護師)

機能性出血はホルモンの乱れが原因で起こり、治療はホルモン剤の使用が中心となりますが、場合によっては漢方薬などでも対応できるようです。年齢を重ねるとこのような症状が出やすくなりますし、子宮癌(がん)などが原因で出血することもあるので、定期的に検査などを受けるようにすると安心ではないでしょうか。


2015/08/04

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