排卵痛

3人目出産後に排卵痛、だんだんひどくなる痛みの原因は?

以前は全くなかった排卵痛が、3人目出産後に出るようになり、しかも症状は重くなる一方。それと引き換えのように以前ひどかった生理痛がなくなったという現象についての相談に、専門家の皆さんのアドバイスとは。

ママからの相談:「3人目の出産後、排卵痛が出るようになりました」

3人目の子ども(8歳、6歳、4歳)を産んで1年くらいした頃から、排卵日頃に下腹部に生理痛のような痛みがおこるようになってきました。最初はあまり気にならないくらいの痛さだったのが、数カ月が経った頃には横になりたいくらいの痛みになってきました。出産前は生理痛が激しくて、薬を飲まないと吐いてしまうほどの症状を持っていたのですが、出産後にはピタッとなくなりました。そのことと排卵痛は何か関係あるのでしょうか?(30代・女性)

出産による骨盤やホルモンの変化などが原因

出産による生理痛や排卵痛の変化はよくあることのようです。排卵痛の原因は、骨盤のゆがみやホルモンバランスの乱れが考えられます。

産後に生理の症状が変化した方はたくさんいらっしゃいます。軽くなったり、ひどくなったり様々です。生理痛が軽くなったのは、出産によって子宮口が柔らかくなって、経血が出やすくなったことが有力な原因といわれています。(産科看護師)
排卵痛が出るようになった原因としては、骨盤のゆがみによって卵巣の機能が悪くなったこと、ホルモンバランスが崩れたためと考えられます。(産科看護師)
ホルモンバランスの乱れで痛む場合は徐々に改善していくのを待つしかありません。もしあまりにつらいときには低用量ピルを病院で処方してもらえることもあります。(内科医師)

子宮や卵巣の病気が隠れている可能性も

ひどい排卵痛や、生理痛が軽くなったような感覚には、病気や炎症が隠れている可能性も考えられます。ひどい痛みが続いたり、熱が出たりする場合は、一度受診を検討する必要があるかもしれません。

排卵痛がある原因として、卵巣嚢腫が隠れていたり、出産時に骨盤内に炎症を起こし、卵管や卵巣に癒着を起こしているのかもしれません。子宮内膜症があると生理痛や生理に伴う吐き気などがありますが、妊娠出産で生理が止まっていると病気は進行しないので生理痛が楽になったと感じる方もいます。(内科医師)
排卵痛が横になるくらい痛いのが続いたり、熱が出るときには一度産婦人科で診てもらった方がよいと思います。(内科医師)

産後に排卵痛が起きたり、生理痛がなくなったりといった変化は、骨盤やホルモンのバランスの変化により、よく起こることです。とはいえ、病気が隠れている可能性もあるため、痛みがひどい場合などは一度、産婦人科を受診すると安心かもしれません。


2015/08/09

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