睡眠トラブル

8カ月の息子の授乳で寝不足…夜、眠ってもらうには?

授乳のためによく寝られない日が続くと、心身ともに疲れ果ててしまいます。いったいどうすれば夜の授乳を減らしても、ぐっすり眠ってくれるのかという相談に対して、専門家のアドバイスとは。

ママからの相談:「夜中の授乳で寝不足です」

8カ月の男の子を完全母乳で育てていますが、夜中必ず1~2回は起きて授乳を求めるため、寝不足が続いています。そのため風邪もひきやすくなり、薬も制限されるのでなかなか治らず長引いてしまうことが多いです。どうしたら寝不足は解消されますか。夜起きなくなるのは何カ月頃からですか。どうしたら夜授乳なしで、ぐっすり眠ってくれますか。日中しっかり遊ばせるようにはしているのですが、あまり効果はありません。(30代・女性)

日中にしっかり活動させてペースをつかませる

光をしっかり浴びさせること、お昼寝の時間を調整すること、散歩や運動など活動的に過ごすことで、昼と夜の区別がしっかりとつき、夜眠る習慣がつきやすくなるようです。

夜寝かせるようにする方法はいくつかあります。まずお昼寝の時間の調整です。1歳までは2時間くらい、2歳までは1~1.5時間くらいが適当といわれています。お昼寝をしすぎると夜眠れなくなってしまいます。お昼によく寝ているところを起こすのがかわいそうですし、ぐずると思いますが、お昼寝を調整することで徐々にペースがつかめて、赤ちゃんも夜眠るようになります。(内科医師)
朝は部屋が明るくなるようにカーテンを開け、朝の光を浴びさせてください。昼間、起きている時は、話しかけたり、手足の運動をさせてください。そろそろ外出もできますから、短時間、散歩に連れていくのもいいと思います。(産科看護師)

夜、部屋は暗く静かにして、泣いてもすぐに授乳しない

時間の不規則さやテレビなど、眠りを浅くする要素を極力排除するとともに、泣いてもすぐに授乳せず、スキンシップで安心させるなどして眠れるように習慣づけていくのがよいようです。

沐浴、離乳食の時間はできるだけ毎日同じ時間に行ってください。夜は暗くして静かにし、眠れる夜の環境を作ってください。寝る前の授乳は少し時間を長くしてお腹いっぱい飲ませ、夜中に起きてもすぐに授乳せず、背中をさすったり、おしゃぶりで様子をみてください。最初は泣いて大変かと思いますが、夜に泣くとおっぱいをもらえるということが習慣になってしまいます。おっぱいを飲まなくても眠れる習慣をつくることが大切です。(産科看護師)
夜に泣いても、背中をとんとんと叩いたりして母乳をあげないのも一つの方法です。赤ちゃんはお母さんのぬくもりが欲しくて泣いていることも多いので、抱きしめているうちにまた眠ることがあります。(内科医師)
赤ちゃんが寝る前にテレビがついていたりすると、強い光で脳が興奮状態になり浅い眠りで何度も起きてしまいます。寝る前はテレビを消す、赤ちゃんのいる部屋にはテレビを置かないのもよいでしょう。これらの方法を試してみると、数週間で赤ちゃんにも夜寝る睡眠のリズムができてくると思います。(内科医師)

赤ちゃんに夜しっかり眠ってもらうには、昼間は光を浴びて活動的に過ごし、昼寝の時間を調整するのが近道です。夜は暗く静かな環境を確保するとともに、泣いてもすぐに授乳せず、おっぱいなしで眠れる習慣をつけてもらいましょう。


2015/08/09

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