喘息(ぜんそく)

子どもの「小児ぜんそく」 季節の変わり目は咳が多い?薬を使わない効果的なケアを教えて!

ぜんそくは咳がたくさん出て、とても苦しい思いをする病気です。小児ぜんそくを患うお子さんのパパやママは、少しでも症状を抑え楽にしてあげたいと願うもの。「なるカラ」にも、小児ぜんそくに苦しむ子供がいるママから薬を使わないでもできる対策について相談がありました。看護師さん達は、なんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「子供が小児ぜんそくなので常に薬を用意して、ひどい発作になるのを防いでいます。薬を使わないでできる対策もあれば、教えてください!」

2歳の頃に小児ぜんそくと診断され、現在6歳になった子供は常に発作に対応できるように薬を持ち歩いています。シャワーの蒸気を利用して症状を和らげる方法を医師から教わったが、他にも薬以外の良い対策があれば教えて欲しいというママからの相談です。

6歳の子供がいます。2歳の時に、医師から小児ぜんそくだという診断を受けました。春から夏、夏から秋、秋から冬、冬から春の季節の変わり目に、毎回と言っていいほど鼻が詰まりはじめ、咳をたくさんするようになります。ぜんそくの発作にいつでも対応できるように、自宅や学校でぜんそく用の薬を常にきらさないようにして、少しでも症状が出ると、薬を使ってひどい発作を防ぐようにしています。ぜんそく対策として、医師からお風呂で熱湯をシャワーから出し、その蒸気を吸わせてぜんそくの症状を和らげる方法を教えてもらいました。その他に、ぜんそく対策として、薬を使わなくてもよい方法はありますか? (20代、女性)

湿度は55%以下に維持、こまめに掃除をし、人ごみに出るときはマスクを利用してみてください。

湿度を低く保ち、布団やカーテンもこまめに掃除することや、外出するときの注意点など、ぜんそく発作の原因を取り除くためのポイントを教えてくれました。

ダニやカビやハウスダストも発作の原因のひとつです。ダニは湿度60~75%で繁殖するため、55%以下に保つよう調整する方が良いです。また、掃除は頻繁に行っていると思いますが、布団も週1~2回は掃除機をかけたり、カーテンも毎月洗濯したり、エアコンや空気清浄機のフィルターや換気扇も毎月掃除をすると良いでしょう。また、家族に喫煙者がいる場合は必ず室内ではなく外で喫煙してもらうようにしましょう。 夏場は外で花火を行うこともありますが、花火から出る煙を急に吸い込んでしまうとそれが刺激となり、喘息を誘発してしまうため注意が必要です。 人ごみではマスクをして行動すると比較的予防できます。 (循環器科看護師)
気管支の平滑筋も自律神経によってコントロールされているので、運動などをして自律神経を鍛えるのもおすすめです。 それから、できるだけペット類(鳥・犬・猫・モルモット等)は飼わないようにしてください。 喘息発作が起きているときは普段以上に温かく接し、子供の不安を緩和してあげてください。それが一番の薬を使わなくてもよい方法になります。お大事にしてください。 (小児科、循環器科、救命救急看護師)

ぜんそく発作は、ハウスダスト、アレルギー、薬剤などのほか心理的な要因で起こります。発作が起きてしまった場合、すぐに最寄りの医療機関の受診をおすすめします。

ぜんそくは、ハウスダストなど様々な要因で発作を起こします。もし発作が起きた場合、万が一のことを避けるため様子を見るのではなく、最寄りの医療機関を受診するよう、救命救急の経験がある看護師さんからアドバイスがありました。

発作の要因には、アレルギー・気道刺激による炎症・気候変動時・感染症などが主にあります。その他に薬剤・添加物・シックハウス(建材物)も有りますが、心理的要因も含まれています。救急外来にも小児ぜんそく患者さんがいらっしゃいます。殆どの人が自宅で様子を看ていて、ひどくなってから救急車にて搬送されています。自宅で様子を看ていて亡くなることもありますので、様子など看ず直ぐ最寄りの医療機関を受診される事をお勧めします。大人も子供も喘息は侮れないのです。 (小児科、循環器科、救命救急看護師)

ぜんそくの発作を起こさないためには、まずはこまめな掃除による環境作りが大切です。もし発作が出てしまった場合は、本人の不安を緩和し、必要に応じて医療機関を受診するようにしましょう。どうか、お大事になさってくださいね。


2014/09/09

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