月経前症候群・PMS

2015/08/16

検査が怖い…生理前のつらい症状はやはり受診すべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

検査が怖い…生理前のつらい症状はやはり受診すべき?

生理に伴い体調不良を感じる女性は少なくありません。生理周期が乱れ、生理前に寝込んでしまうほどの体調不良を起こす女性から、病院を受診すべきか相談がありました。看護師さんたちは、どのように答えているでしょうか。

生理前の体調不良についての相談:「生理前の体調不良に悩んでいます。癌検診でひっかかったことがあり、検査が怖いです」

年齢は39歳です。生理周期がストレスによって乱れ2、3カ月来ないときもあります。しかも、生理前になると全身筋肉痛のようなだるさや頭痛で仕事に影響が出ています。腰痛は寝込んでしまうほどのつらさです。生理が始まると、少し大きめな血の塊がかなりの割合で見られます。以前、子宮癌(がん)検診でひっかかり、精密検査の結果、癌(がん)ではなかったことがありました。怖くて病院に足が向かないのですが、受診した方がよいでしょうか。(30代・女性)

プレ更年期と考えられます

プレ更年期による生理周期の乱れと考えられるそうです。プレ更年期について、起きる理由や症状についても教えてくれました。

年齢とともに生理も変化します。経血量が減ったり増えたりしても、毎月決まった周期で生理が来ていれば更年期とはいえませんが、相談者の方の生理周期の乱れは、プレ更年期と考えられます。女性ホルモンの減少によって排卵が起きにくくなり、生理が遅れたり、抜けたりします。自律神経も乱れるため、そのために頭痛や吐き気、うつ傾向になるなど、生理前の症状も強くなります。(産科・婦人科看護師)

日常生活に支障があれば、受診の検討を

寝込むなど日常生活に支障が出るようなら、受診を検討したほうがよいとアドバイスがありました。がん検診についても、定期的な検査がすすめられるようです。

仕方のないことと、そのまま様子をみてもいいのですが、寝込むほどの症状があり、生活に支障が出るようでしたら、病院を受診してください。プレ更年期をうまく乗り越えれば、その後の更年期障害の負担も軽くなります。なかなか行きにくいかもしれませんが、子宮癌(がん)や乳癌の検診も定期的に受けることをおすすめします。(産科・婦人科看護師)
以前、子宮癌検診でひっかかったことがあるとのことですが、精密検査後は受診の必要性をいわれなかったでしょうか。癌になってはいなくても、細胞に異常がある場合は定期的に受診することをおすすめしています。日常生活へ支障が出るくらいの月経前症候群もお持ちのようなので、併せて婦人科でご相談されるのがよいと考えます。(健康管理科看護師)
怖くて病院に行きたくないというお気持ちはわかりますが、放っておくことによってよくない結果になることもあります。また、今の月経前症候群や生理不順が改善する道もありますから、受診を前向きに捉えてください。加えて、日常生活では身体をなるべく温めて、ストレス解消ができるように心がけるとよいでしょう。(健康管理科看護師)

生理周期の乱れや体調不良は、プレ更年期の可能性があります。日常生活に支障が出ているので、受診を検討したほうがよいようです。癌検診にしても、定期的な受診を看護師さんはすすめています。


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