胎児への影響

2015/08/16

へその緒と食事量の関係は?食事を減らして大丈夫か心配

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

へその緒と食事量の関係は?食事を減らして大丈夫か心配

へその緒は、お母さんとお腹の赤ちゃんをつなぐ大切な命綱です。へその緒が太いために赤ちゃんが平均より大きく成長し、食事量を注意されたママから相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「赤ちゃんが大きいため食事量を注意されたが、減らしてよいか心配」

現在、妊娠7カ月です。赤ちゃんが平均より大きく、前回の健診ではほぼ1カ月分大きい数値でした。担当医には「へその緒がとても太いからどんどん大きくなる。食事量には気をつけて」といわれました。へその緒は、母体が食べすぎたために太くなったのでしょうか。それとも、たまたまへその緒が太く形成されたのでしょうか。つわりのため妊娠前より減った体重を取り戻せていないのに、これ以上食事を減らして大丈夫なのか心配です。(30代・女性)

へその緒の太さと、お母さんの食事量は関係ない

へその緒の太さは個人差があり、お母さんの食事量は関係ないと教えてくれました。食事を減らすことについては、病院からの指示なので心配ないようです。

臍帯には、2本の動脈と1本の静脈が流れています。臍帯が太いということは、酸素や栄養が充分に送られているということです。お母さんが食べ過ぎて太くなったわけではありません。赤ちゃんの成長とともに太くなったのですから、心配ありません。(産科・婦人科看護師)
へその緒の大きさは個人差がありますので、お母さんは何も悪くありません。お母さんの栄養を吸収しながら大きくなっているので、お母さんの身体の方は栄養が持っていかれている状況ですね。赤ちゃんが大きくなりすぎても負担が増えてしまうので、食事の量を決めるのは非常に難しいですが、このような状況を医師や看護師、栄養士などが判断してそのような方針を出したのであれば心配ないと考えます。(健康管理科看護師)

カロリーを減らしたり、運動を行いましょう

食事量ではなく、摂取するカロリーを減らすようにしましょう。カロリーを減らすポイントを教えてくれました。体調がよいときは、運動も取り入れるとよいでしょう。

妊娠後期に入ってくると、赤ちゃんの内臓や身体はほぼ成長しきっていますから、必要以上の栄養を摂る必要はありません。妊婦さんにダイエットはおすすめできませんから、食事量を減らすのではなく、カロリーを減らすように心がけてください。脂肪分や糖分を控え、肉より魚、野菜中心の和食を摂るようにしてください。安全な自然分娩ができるよう、普段の家事に加え、体調のいい時には散歩や軽い体操を行ってください。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃん、お母さんの体重がわからないので何ともいえませんが、日常生活で支障が出るくらいの影響(たとえば、だるさやふらつきが強くて外に出られない)がでなければ、食事量を減らして赤ちゃんの成長を確認していくのがよいでしょう。(健康管理科看護師)

へその緒の太さは、お母さんの食事量と関係ありません。食事の量ではなく、摂取カロリーを抑えるようにするとよいでしょう。体調のよい時は散歩など運動すると、安全な分娩にもつながります。


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