妊娠中の病気・身体の悩み

2015/08/15

妊娠30週で帝王切開の可能性…自然分娩は絶対に無理?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

妊娠30週で帝王切開の可能性…自然分娩は絶対に無理?

自然分娩で出産する場合、骨盤があまり広くない人だと出産に時間がかかったりするなど様々なリスクを伴うようです。体型が小柄で骨盤が狭い相談者の方は、帝王切開での出産になるかもしれないと医師にいわれていますが、看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

出産についての相談:「帝王切開になるかも…。骨盤が狭いので自然分娩をあきらめるべき?」

私はもともと小柄で骨盤もあまり広くないので、このまま赤ちゃんが大きくなったら骨盤を通れないから帝王切開になるかもといわれました。今、30週になったところですが、いつ頃、骨盤と赤ちゃんの大きさのバランスが確認できるのでしょうか。何とか自然分娩で頑張りたいのですが、絶対に無理でしょうか。骨盤を広げる運動などがあれば、教えてください。(30代・女性)

骨盤が狭い場合の出産リスク

骨盤が狭いと分娩の時間が長くなり、そのせいで赤ちゃんに障がいが残ってしまうケースもあります。リスクについて医師とよく相談の上、分娩方法を決定した方がよいのではないでしょうか。

絶対に自然分娩が不可能かというと、そういうわけではないようですが、骨盤が狭いと骨盤がしっかり開くのに時間がかかるので、当然、生まれるまでの時間が長くなります。赤ちゃんが狭い空間に長時間挟まれるという状況になると、赤ちゃんに負荷がかかり何かしら障がいが残るということもあるようです。不安にさせてしまうかもしれませんが、このようなリスクも踏まえて出産方法を考える必要があります。(看護師)

股関節を柔軟にする運動

妊娠後期に入ると、赤ちゃんの大きさと骨盤のバランスは徐々にはっきりとわかってくるようです。自然分娩が希望なら体重の増加を最小限にするため、適度な運動や股関節を柔らかくするストレッチをするとよいでしょう。

毎日30分程度の散歩や軽い体操を行い、座る時はあぐらをかくようにすると股関節が柔らかくなります。長時間、同じ姿勢をとらずに運動をして身体を動かすとよいですが、お腹が張っている時は無理に行う必要はないですし、早産の可能性もあるので、運動については主治医と相談してください。骨盤体操は産院で教えてくれます。(産科看護師)
妊娠後期になると、赤ちゃんの頭の大きさと骨盤のバランスがほぼ確実に測定できるでしょう。最終的に自然分娩ができるかどうかは、出産直前までわからないこともあります。 自然分娩を希望するなら、できるだけ体重の増加を最小にとどめるため、後期に入ったら普段の家事の他に四つん這いで床拭きをしたり、スクワットで足腰を鍛えてください。(産科看護師)
骨盤を広げる運動は雑巾がけがよいとか、リラックスできるゆったりした運動がよいなど諸説ありますが、妊婦さんそれぞれの状態によると思いますし、なかには控えた方がよい動きもあるでしょう。差し支えがないのは、腰や骨盤・股関節周りの筋肉のリラクゼーションやゆったりとしたストレッチのようですが、運動の内容は主治医の指導を受けるのが一番よいでしょう。(看護師)

骨盤が狭いと絶対に帝王切開というわけではないようですが、やはりリスクは伴うようです。自然分娩ができるように、無理のない範囲で骨盤ストレッチなどをしておくとよいでしょう。


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