妊活・妊娠したい

流産体質か調べる検査、方法・費用、痛みはどうなの?

以前に流産した経験があると、新しく授かった命もまた流れてしまうのではないかと不安になりがちです。流産しやすい体質かどうかの検査に興味を持っている女性から、検査方法や費用、痛みの有無について知りたいとの相談が寄せられました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

流産体質についての相談:「流産体質かどうか、また、改善方法があるのかどうか」

現在、妊娠6週目で、胎嚢は確認できたものの、心音が確認できず、ひとまず保留といわれてしまいました。実は、以前に8週目で流産したことがあり、また流れるのではと、とても不安になります。流産しやすい体質か検査をする方法もあるそうですが、どういった検査方法で、費用や痛みについてはどうでしょうか。また、検査の結果、流産しやすい体質であると認定されたら、改善の方法は確立されているのでしょうか。(30代・女性)

ホルモンバランスの検査や超音波検査などがメイン

基礎体温や血液検査を通して、ホルモンのバランスを調べたり、超音波やMRで子宮環境を調べる、がん検診のように少しだけ子宮内膜を取って調べるなど、痛みの少ない検査がほとんどです。費用については、病院や検査項目によって異なるため、事前に問い合わせてみるとよいでしょう。

妊娠初期に起こる化学流産は、染色体の異常によるもの、受精卵の異常によるもので、お母さんがいくら努力しても、どうにもならない場合がほとんどです。(産科看護師)
流産しやすい体質かを調べるためには、まず基礎体温を測って、ホルモンバランスを調べます。異常がなければ、子宮内膜など、子宮環境の検査をします。これは超音波でも見ることができますから、痛みはありません。子宮内膜の一部を採取して調べる場合は、癌(がん)検診と同じで、少しの痛みがあります。他に、血液からもホルモンの検査をします。(産科看護師)
超音波検査では子宮の形をみていきます。ベッドになる部分の大きさは十分かどうかや、異常はないかを調べます。超音波検査は、お腹からあてる場合と膣からみる場合がありますが、検査自体に痛みはありません。(健康管理科看護師)
MRI検査はお腹の中に異常がないかをみていく検査です。この検査は寝ているだけの検査なので、造影剤を使わない限りは体への侵襲はありません。(健康管理科看護師)
費用は、検査項目や機関によりますし、保険が適応できないものもありますから、事前に病院に問い合わせてみてください。(産科看護師)

生活の見直しやホルモン治療で妊娠しやすい体質へ

流産しやすい体質だと診断されたら、体質を改善するために、検査で明らかになった原因に応じて、治療や指導が行われるようです。

妊娠しやすい体質をつくるためには、バランスのとれた食事をすること、冷え性を改善して血行をよくすること、ストレスをためないことなどあります。ホルモンに異常があれば、ホルモン治療が行われます。全ての方が改善されるとはいえませんが、日常生活の見直しが基本となります。(産科看護師)

流産しやすい体質かどうか知るための検査は、体温計測や超音波検査、血液検査など、身体への侵襲や痛みがそれほど大きくないものがほとんど。費用については病院に問い合わせてみましょう。もし流産体質だということがわかったら、体質改善に向けて原因に応じた治療や生活指導を受けることができます。


2015/08/20

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