あせも

幼稚園から帰るとあせもが…効果的な対策は?

1日2回のシャワー、綿素材の下着など、いろいろ工夫しているにもかかわらず、幼稚園から帰るとあせもができてしまっている…。これ以上どうすればよいか対策が見えずに困っているお母さんからの相談に対し、看護師さんたちはどんなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「子どものあせも予防と治療」

3歳の男の子なのですが、朝・晩シャワーを浴びさせても、幼稚園から帰ると腹部や脇の下・股の部分にあせもができてしまいます。汗を吸収しやすい綿素材の下着を必ず着用させています。病院を受診しても対症療法的な薬と「まめに汗をふきシャワーをしてください」といわれるばかりです。シャワーは1日2回では少ないのでしょうか。まめに汗を拭いてもらえるように幼稚園の先生にお願いできるわけもなく、困っています。 (30代・女性)

成長につれて改善。下着とシャワーは現状で正解

小さい子どものほうが汗腺の密度が高いため、あせもになりやすいとのこと。もう少し大きくなれば、できにくくなります。それまでの間、1日2回のシャワーや綿の下着の着用は継続し、シャワーの際には刺激しないよう、洗いすぎに注意しましょう。

子どもと大人の汗腺の数は同じですが、子どもは皮膚の表面積が狭いため、多量の汗をかきます。体が大きくなってくれば、汗が分散されますから、あせもができにくくなります。(産科看護師)
体質もあるので、できやすい子とできにくい子がいます。お母さんがやっていらっしゃる綿の下着にシャワーを2回というのは対策としては素晴らしいですので、継続してくださいね。(皮膚科看護師)
あせもの改善には、医師がいうように、汗を拭くことと、シャワーで皮膚を清潔にすることです。かといって、頻回にシャワーをすると、皮膚の庇護膜まで落としてしまい、逆に皮膚が弱くなり、皮膚トラブルのもとですから、2回のシャワーのうち、1回はお湯で流す程度にしてください。石鹸を使う場合は、スポンジなどは使用せず、手で洗うようにしてください。(産科看護師)

こまめに汗を拭けない場合は代替策を

3歳の子が自分でこまめに汗を拭くというのは難しいため、幼稚園の先生に着替えさせてもらったり、登園前に軽くベビーパウダーを振っておいたりといった代替策を試してみるのもよいでしょう。

幼稚園の先生にお願いしてもいいと思いますが、無理でしたら、着替えさせてもらうことはできるでしょうか?汗をかいて拭きとっても、汗のついた服を着たままですと、なかなか改善されません。(産科看護師)
ベビーパウダーは汗を吸収して汗管が詰まらないようにしてくれるので、汗をかきやすいところに軽くふるとよいでしょう。しかし、パウダーでもたくさんの汗を吸収することはできないので、幼稚園に行く直前にパウダーをふり、帰ってきたらすぐに洗い流すようにしないと、かえってよくないこともありますから注意が必要です。 (皮膚科看護師)

子どもの身体が大きくなるにつれて、あせもはできにくくなります。シャワー2回の習慣は、洗いすぎに注意して継続を。また、こまめに汗を拭くことが難しい時間帯は、着替えやベビーパウダーなど代替策を考えてみるとよいかもしれません。


2015/08/20

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