子どもの心

2015/08/23

物でストレス発散する小1の息子、心配しなくて大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

物でストレス発散する小1の息子、心配しなくて大丈夫?

小さな子どもといっても、色々とストレスを抱えていることもあります。何か嫌なことがあると、紙をビリビリに破ってストレスを発散する子どもの行動を心配するママに、看護師さんたちは何とアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「喧嘩することはなくなったが、物でストレス発散するように」

息子は1年生の時は喧嘩も多く、よく注意されていましたが、2年生になってからはそのようなこともなくなり、先生から「譲り合いや我慢を覚えたようで、だいぶ落ち着きましたね」といわれました。本人は「嫌なことがあれば紙をビリビリ破く、鉛筆をぎゅーっと握る」といいます。今のところ物を壊したりはしませんが、このような行動は心配ないのでしょうか。息子自体は動物や子どもが好きで、弱いものいじめなどはしません。(30代・女性)

ストレスの発散方法は人それぞれ

今までは友達に直接ぶつけていた苛立ちを、自分なりに抑えて違うことで発散できるようになったのは成長の証ともいえます。ストレスの発散方法は人それぞれですが、気になるようなら身体を思いきり動かすスポーツなどをすすめるのもよいでしょう。

ストレスの発散方法は人それぞれなので、お子さんが今の行動で気分が落ち着くのなら無理にやめさせる必要はないでしょう。心配なら、お子さんが好きなことや興味がありそうなことを思い切りさせてあげてください。できれば、スポーツなど身体を動かすものがよいでしょう。(産科看護師)
幼い子どもは自分の欲求を優先して当然なので、ケンカやトラブルが起こるのも珍しくはありません。しかし、友達にぶつけていた気持ちを「これではいけない」と自覚して、他のもので発散するようになったのは、成長したといえるのではないでしょうか。(産科看護師)
相談者様は同じような時期、どうでしたか?私はおもちゃを投げたり、用紙になぐり書きをしていたようです。それは紙を破ったり鉛筆を強く握るという行動とは違いますが、同じような怒りのぶつけ方だと思います。(看護師)

子どもが何でも話しやすい環境づくり

子どもの話をよく聞き、いつでも甘えられる環境をつくってあげるようにしましょう。子どもの言動をできるだけ把握できるように、日頃から十分なコミュニケーションをとっておく必要があります。

お子さんと2人の時間をつくり、よく話を聞いてあげてください。お子さんが話さなくても一緒にいる時間をつくり、お子さんが甘えてきたら思い切り甘えさせ「もう小学生だから。男の子なのに…」などの否定的な声掛けは避けましょう。動物が好きならペットを飼って、お子さんに飼育を任せてもよいかと思います。(呼吸器科看護師)
大切なのは、今をしっかり見守ってあげて一緒に色々な話をし、どのような行動をしているのかを把握することだと思います。子どもの成長はその時々の家庭環境や友人関係に大きく左右され、友人関係までは親はあまり介入できないこともありますが、少なくとも子どもが何でも話してくれるような環境を作ることが大切なのではないでしょうか。今の行動がエスカレートするのも自分の中で処理できるようになるのも、今後の環境次第でしょう。(看護師)

友達に感情をぶつけてばかりではダメだと気がつき、自分なりにイライラを抑えられる方法を見つけたのでしょう。今はそっと見守り、何かあれば子どもから話してくれるような環境づくりを心がけてみてください。


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