対処法

つわりが重くて夏の妊娠が不安・・・避けたほうがいい?

暑い夏は食欲減退の季節。夏につわりの時期が重なったらどうしたらよいのでしょうか。夏のつわりの対処法を専門家に聞いてみました。

つわりについての相談:「夏のつわりはどうすべき?」

2回妊娠しましたが、どちらもつわりが重く、外出もできませんでした。食事どころか、飲み物を吐くこともありました。2回とも冬から春に妊娠初期を迎えましたが、夏だと水分をとれず、危なかったかもしれません。私のようにつわりが重い場合、夏の妊娠は避けた方がよいのでしょうか。つわりが軽くなる方法があれば知りたいです。(30代・女性)


コントロールできないのが妊娠。つらいときは病院に相談を

 

つわりが重いとわかっていたら、食欲が減退しやすい季節は避けた方がよいと考えることもできますが、妊娠はいつも計画どおりにいくとは限りません。つらいときは病院で相談しましょう。

つわりは、赤ちゃんのための胎盤が完成するまでの変化に身体が対応しきれず、嘔吐を繰り返すものです。あまりに重いつわりだと、食べることも飲むこともできずに入院する人もいます。(内科医師)
夏は妊娠していなくても脱水症や熱中症になりやすいので、つわりの重い人はさらにつらくなる可能性はあります。妊娠は思うようにできないこともたくさんあるので、自然に任せ、困ったらお医者さんに相談しましょう。(内科医師)
ご自身が夏場のつわりはきついと思われるのでしたら、暑い時期の妊娠は避けた方がよいでしょう。つわりをうまく乗り越えるには、無理をしないこと、ストレスをためないことです。(産科・婦人科看護師)

日々の生活や食事の工夫で、つわりが軽減することも

日々のちょっとした工夫で、つわりを軽減できることもあります。無理をしないことが大切です。

無理に食べる必要はありません。ゼリーや野菜ジュース、スムージーなど、のど越しのよいものを摂るようにしましょう。(産科・婦人科看護師)
水を飲んでも吐いてしまう場合は、氷を口に含むといいでしょう。レモン水を凍らせて口に含むと、つわりの時期でも口の中がさっぱりします。(産科・婦人科看護師)
つわりをやわらげる方法は、食事を一気に食べないで頻回に分けることです。具体的には6回以上に分け、フルーツやトマトなど食べられるものを少しずつ食べる、炭水化物は血糖値を上げて安定させるので少量でも摂るようにする、寝られるときは寝る、締め付けるような洋服を着ない、家事も無理をしない、などです。(内科医師)
香りが原因でつわりが悪化することありますので、香料の入った洗剤などは、なるべく無香料に変えましょう。(産科・婦人科看護師)
体調がいいときは近くを散歩したり、好きな音楽を聞いたりして、気分転換しましょう。(産科・婦人科看護師)
症状が強ければ病院で吐き気止めがもらえます。体重が減ってくれば栄養剤の点滴が受けられます。無理をしないことが大切です。(産科・婦人科看護師)
病院でつわりに効く漢方を処方してもらえることもあるので相談してください。脱水にならないよう水分は忘れずにこまめに取りましょう。(内科医師)

ただでさえつらい夏の時期、無理をしないことが大切です。どうしても、つわりがつらいときは、我慢せず病院に相談しましょう。


2015/08/28

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