新生児・乳児のお世話・トラブル

生後2~3カ月は、夏場に帽子をかぶってはいけないの?

暑い夏には帽子で赤ちゃんを強い日差しから守ってあげたいものです。しかし、帽子は熱がこもるからやめた方がいいという声も。本当でしょうか?専門家に聞いてみましょう。

ママからの相談:「熱がこもるので夏場の帽子着用は、よくないの?」

日差しが強い時期の外出の際、帽子をかぶらせたいのですが、赤ちゃんは熱を頭から放出して体温を調整しているから、3カ月以上の赤ちゃんには帽子をかぶらせてはいけないと聞きました。娘は現在、2カ月ですが、帽子をかぶらせても大丈夫でしょうか。また3カ月になったら、かぶらせない方がよいのでしょうか。帽子を選ぶときの注意点も教えていただきたいです。(20代・女性)

熱は全身から放出できる。紫外線から守るために帽子着用を

熱がこもることはあるものの、熱は頭以外からも放出できます。紫外線の影響を避けるために帽子はかぶらせてあげましょう。

確かに赤ちゃんは身体全体から熱を放出して、体温調整をしていますが、紫外線による肌への刺激や熱中症を考えると、夏場の外出時には帽子をかぶらせたほうがよいでしょう。帽子をかぶっていても、手足が出ていれば、熱を発散できます。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃんには基本的に帽子をかぶらせてあげてください。赤ちゃんは髪の毛が薄く、直接、紫外線が当たってしまうと頭皮が日焼けして、乾燥したり傷んでしまいます。熱は身体のどこからでも放出できますので、大丈夫です。(内科医師)
赤ちゃんも日焼けしてしまうと、皮膚が乾燥し、バリア機能も落ちてしまいます。10時から14時は日差しの強い時間帯なのでお出かけは避けて、もしお出かけする場合もお母さんが日傘をさして抱っこするなど十分に配慮してあげてくださいね。(内科医師)

デザインより機能性重視。室内では帽子を脱いで汗を拭き取って

かわいいデザインについ目がいってしまいがちですが、帽子は機能性で選びましょう。熱がこもらないように、室内では帽子を取って汗を拭いてあげましょう。

帽子は締めつけないもの、軽く頭に乗せる感覚で、つばのついたものですと、顔に当たる日光も防いでくれます。夏場は通気性のよいもの、洗濯ができるものがよいでしょう。(産科・婦人科看護師)
ゴムや紐のついた帽子は簡単にはずれたり、風邪で飛ばされる心配がありませんが、首を締めつけないよう注意してください。(産科・婦人科看護師)
赤ちゃんの帽子はかわいいものやデザインがよいものがたくさんあるので、その中から選んでしまいがちですが、熱の放出や紫外線を避けるといった観点では、帽子の機能性で選んだ方がよいでしょう。(内科医師)
具体的には、赤ちゃんの眉毛の上のところで頭の大きさを測ってください。帽子には「頭の大きさ」と「何カ月」という表示があると思います。それを目安に選んでから、実際に試着して頭に合うものを見つけてあげてください。(内科医師)
室内に入ったら、帽子を脱がして、汗を拭きとってください。帽子に抵抗があれば、ベビーカーの日よけを利用したり、薄手のおくるみで、直射日光を避けてください。(産科・婦人科看護師)

赤ちゃんを紫外線から守るために帽子は必要です。室内や日陰に入ったら、こまめに帽子を取って熱がこもらないようにしましょう。


2016/07/04

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