痒み

2015/08/29

妊娠中の寝汗やかゆみ、湿疹がひどい・・・解決方法は?

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妊娠中の寝汗やかゆみ、湿疹がひどい・・・解決方法は?

寝汗やかゆみ、湿疹は不快なものです。夜中に目が覚めてしまうほどの寝汗に悩まされ、薬を塗ってもかゆみや湿疹を繰り返してしまうという妊婦さんからの相談に対して、看護師さんたちは何と答えているでしょうか。

プレママからの相談:「ひどい寝汗・肌のかゆみに悩んでいます」

妊娠7カ月の初妊婦です。冷房は付けているのですが、毎晩寝汗で体中びっしょりで、必ず夜中に一度は目覚めてしまいます。一度目覚めると、なかなか寝付けません。また、汗のせいか肌がかゆく、湿疹が広範囲・高頻度で出てしまいます。皮膚科で薬を処方してもらいましたが、湿疹が止まってもすぐに新しい湿疹ができてしまうので、いたちごっこです。根本的に解決したいのですが、どうすればよいでしょうか。 (20代・女性)

体温を下げるように対策を

汗が多いのは、ホルモンの影響による体温の上昇。冷房、アイスノン、おしぼりなど使用して工夫しましょう。熱いお湯で体を洗うのも避けたほうがよさそうです。

妊娠中は、ホルモンの影響で体温が上昇しますから、汗をかきやすくなります。寝るときは冷房以外にも、クール寝具やアイスノンなども利用してください。ただし、体を冷やしすぎないよう注意してください。(産科看護師)
冷たいおしぼりを冷蔵庫に準備して、それで体を拭くと体温が下がります。かゆみのために、ごしごし擦りがちですが、皮膚を傷つけますから、ゆっくり押さえるように拭いてください。手足は露出させ、体温を発散しやすいようにしてください。(産科看護師)
妊娠中は肌が敏感になっていますから、体を洗う石鹸は、低刺激のものを使ってください。かゆみが強いときは、お湯で流すだけでいいですが、熱いお湯はかゆみを増強させますから、温めのお湯で流すようにしてください。1日の水分摂取量は、1.5~2Lが目安ですが、寝る前の水分は控えめにしてください。(産科看護師)

パジャマや肌着、シーツなどにもひと工夫を

着るものの素材に注意し、こまめに拭いたり着替えたりしましょう。また、通気性がよく汗を吸ってくれるシーツなどを使用するのも助けになります。

基本的に汗をかくことだけで湿疹の原因にはなりません。汗を吸収して乾燥させてくれる綿や麻素材の衣類を着用し、夜に目覚めたら面倒でも身体を拭いて着替えましょう。ベッドのシーツも汗をしっかり吸収して湿度がこもらないように、通気性のよい厚手のパットを敷くだけでもずいぶん違います。衣類の通気性がよくてもシーツなどが通気性が悪いと、そこで湿度を保つので意味がありません。(看護師)
暑いからといって袖のないパジャマはよくありません。脇や肘、膝裏など皮膚が触れ合う場所には何か間に挟まるように袖のあるシャツを着たり、肘・脇・膝裏は汗がたまりやすいので拭きましょう。また、人間がとくに汗をかくのは上半身なので、上半身だけでもしっかり拭いたり衣類には気を使うなどをおすすめします。(看護師)

寝汗やかゆみは、ホルモンの変化による体温上昇からくるもの。体温を下げる工夫をするとともに、汗をかいたらこまめに拭いたり着替えたりする、通気性と吸汗性のよい衣類やシーツを使用するなどの対策がおすすめです。


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