偏食

肉類好きで偏食する子どもに、野菜を食べさせるには?

食べ物の好き嫌いがあり、特に野菜を食べたがらない子どもは少なくないようです。肉やファーストフードを好んでよく食べる子どもの健康面が問題ないか心配するママに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「野菜嫌いの子ども。肉類ばかり食べるが健康面で問題は?」

我が子は食べ物の好き嫌いが激しく肉類ばかり食べ、特に外食時はファーストフードのナゲットばかり食べたがります。料理を工夫しても食べ慣れない野菜は食べようとせず、給食でも偏食が激しく困っています。肉類ばかりだと健康面で問題がないか心配ですが、このまま好きなように食べさせてよいのか、それとも少し制限した方がよいのでしょうか。野菜をうまく食べさせる方法があれば、教えてください。(40代・女性)

高カロリーなファーストフードは控えて

子どもがたんぱく質や炭水化物などを好むのは、身体が必要としているからです。成長に伴って食の好みは変わってきますが、高カロリーなものは肥満の原因にもなるので、ファーストフードなどは少し控えましょう。

子どもが肉類などのたんぱく質や麺類などの炭水化物、甘いお菓子や油っこいものを好むのは、身体を作るために必要な栄養素だからです。一方で、大人が肉より野菜や魚を好むのは、健康を維持するために必要な栄養だからです。(消化器科看護師)
子どものときは食べられなかった野菜が、大人になって食べられるようになったという話はよく耳にします。成長するにつれて食べ物の好みも変わってくるのであまり神経質にならなくてよいですが、毎日高カロリーのものばかりだと肥満の原因になりますし、子どもでも糖尿病や高血圧や高脂血症のリスクが高まります。ファーストフードは特に油分が多いので、外食はできるだけ控えましょう。(産科看護師)
今の食事内容では、特に健康面に大きく影響することはないでしょう。よほどでない限りは特定の野菜を食べなくても、他の食材から同じ栄養素を自然と摂取できるようです。(看護師)

食事に興味を持たせる工夫を

どうしても野菜を食べさせたい場合、見た目がわからないように細かくして料理に混ぜてしまうのもよいでしょう。子どもが「食べたい!」と思うように、料理の盛り付けなどを少し工夫してみましょう。

ハンバーグにおからを混ぜたり、見た目がわからないように野菜はミキサーで粉砕して料理に混ぜてください。人参やかぼちゃでプリンやケーキを作ったり、ジャガイモやほうれん草をゆでて裏ごしし、ブイヨンや生クリームを入れてスープにしてはいかがでしょうか。 (産科看護師)
子どもは自分にないものにとても興味を持ちます。自分の皿にはなくて親の皿だけに美味しそうな料理が盛ってあると、子どもはどのような反応をするでしょうか。恐らく「それ何?自分にはないよ」と興味を示すはずなので、そのときに少しだけ分けてみたりしてもよいでしょう。(看護師)
少量だけを皿に盛り「一生懸命作ったから一口だけでも食べて」といってみてもよいと思います。子どもの感情を操作することに賛否両論あるかもしれませんが、量が多いと子どもも先が見えずにうんざりするので、少量というところがポイントです。(看護師)

好き嫌いは成長とともに改善するようですが、今はできるだけファーストフードを控え、子どもが食に興味を持つような声かけや盛り付けをしてみてはいかがでしょうか。


2015/09/04

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