ミルクを吐く

2015/09/03

ミルクを全部吐き出す娘・・・またすぐ飲ませて大丈夫?

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ミルクを全部吐き出す娘・・・またすぐ飲ませて大丈夫?

生まれて間もない赤ちゃんは、ミルクやおっぱいを飲んだ後に吐いてしまうことがよくあります。生後2カ月の赤ちゃんがいる相談者は、ミルクを勢いよく吐いてしまうことを心配していますが、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「ミルクを噴水のように吐くが、元気そうならまた飲ませていいの?」

生後2カ月の娘は、ミルクを噴水状に吐いてしまうときがあります。満腹になった頃、げほっと飲んだものすべてを戻してしまいますが、飲んでいるときも吐いた後も手足をバタバタさせて元気なように見えます。お腹に病気があるのではないか、水分不足で脱水状態にならないかなど心配が尽きません。飲んだものをすべて吐いてしまった後は、すぐにミルクを飲ませてよいのでしょうか。 (30代・女性)

げっぷを出した後に、すぐ横にしないで

赤ちゃんの胃は縦型のまっすぐに近い形で、胃腸機能も未熟なため、ミルクを吐き戻しやすいです。1回に与える量を少なめにしたり、げっぷを出させた後もすぐに横にせず、しばらくの間は縦抱っこなどで様子を見ましょう。

乳児は胃が小さく内臓機能も未熟な上に、胃の形も成人と違い丸みがないためにミルクが逆流するのも仕方ありません。しかし嘔吐自体に問題がなくても、吐物が気管に入ると大変なので、げっぷが出てもすぐには寝かせずに、しばらくは抱っこして過ごすなどしてください。(看護師)
産まれて間もない赤ちゃんは、おっぱいやミルクと一緒に空気も飲み込むことが多いので、げっぷが出ても完全に空気が抜けておらず嘔吐しやすい傾向にあります。(産科看護師)
ミルクの量が多いのかもしれないので、1回量を少なめに与えてみてください。母乳の場合は1回量の把握がしにくいですが、おっぱいが出過ぎていることもあるので、授乳前に少しおっぱいを絞って圧抜きをするとよいでしょう。授乳後はげっぷが出てもしばらく縦抱っこしたり、クッションなどを使い身体を斜めの状態で頭を高くして寝かせるようにしましょう。(産科看護師)
吐く量や回数が多くても、1日に30g程度の体重増加があり、元気がなかったり、ぐったりしていなければ心配ありません。赤ちゃんの体重を、一定の時間や条件で毎日チェックしてください。(産科看護師)

吐いた後のミルクは少し休憩してから

吐いた後でも赤ちゃんが欲しがればミルクを与えてよいですが、少し休憩してからにしましょう。頻回に噴水のように吐く、体重が減るなどがあれば病院で相談してみてください。

吐いた後はしばらく休ませ、お子さんが欲しがるようなら再度授乳してください。赤ちゃんがうまく飲めるようになれば嘔吐の回数は減ってくるので、健診まで様子を見てよいですが、体重減少があったり頻回に噴水のように吐く場合は、病院を受診した方がよいでしょう。(産科看護師)
体調不良からくる嘔吐ではないので飲ませても構いませんが、嘔吐は内臓にも負担がかかるため、少し休憩してからの方がよいでしょう。脱水症状や熱中症が心配になるぐらい吐く回数が多いのなら、何か身体の異常からくる嘔吐かもしれないので、小児科を受診した方がよいかもしれません。(看護師)

赤ちゃんは胃の構造が縦型で吐きやすいようです。飲ませた後しばらくは縦抱っこをする、1回量のミルクを少なくするなど工夫をしてみて、それでも改善しないときは小児科で相談してみてください。


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