便秘

1歳の子供が便秘に悩まされています。薬に頼らない改善方法を教えてください!

便秘は、お腹が痛くなったり大人でも辛いものです。実は便秘は赤ちゃんにも意外と多く、子供に何日も排便がないと悩んでいるママも少なくありません。「なるカラ」にも、1歳の赤ちゃんの便秘に悩むママから相談がありました。看護師さんや薬剤師さんはなんと答えているでしょうか。

ママからの相談:「1歳の子供が便秘になり病院で浣腸して便を出しましたが、まだ症状が続いています。薬以外の対処法を教えてください。」

一週間以上排便がないほどの便秘になってしまった1歳の子供。病院で受診し、浣腸して便を出しました。離乳食を工夫しても便秘の症状が改善されず、悩むママからの相談です。

もうすぐ1歳になる子供が、もう10日間くらい便秘に悩まされています。形のいい便ではなく、コロコロと固い、色も黒いこぶりな便が出るだけです。出す時も痛いみたいで、泣いてしまいます。病院で浣腸をしてもらい、その日は便を出してもらったのですが、まだ症状が続いています。便秘の痛さがわかる為、早く子供を助けてあげたいですが、離乳食を工夫しても変わりません。ヨーグルト、バナナなど腸に良さそうなものを与えようと考えているのですが、それ以外に便秘改善の方法を教えてください。薬はなるべく飲ませたくないので、薬以外でお願いします。 (30代、女性)

こまめな水分摂取やマッサージ、運動などで身体を動かすようにしてみてください。

便をやわらかくするためこまめに水分を摂り、食事もご飯をやわらかく炊くなど水分量を増やしてみましょう。またマッサージや、足を動かす運動で腸を刺激する方法についてもアドバイスがありました。

まずは水分をたくさん摂ってください。そして、便を我慢させないこと。便は我慢すると、水分がどんどんなくなり硬くなって出にくくなります。 (小児科看護師)
便秘の一番の原因は水分が少ないことです。バナナやヨーグルトも良いですが、水分をこまめに飲ませ柔らかい便にする対策もおすすめです。おっぱいを飲む量も減ってきますので、その分お茶や白湯などで補うと良いでしょう。1日に体重1㎏に対し食事の水分も含めて、100〜120cc程度を目安にとってみてください。 (小児科看護師)
食事自体の水分量も増やしてみてはいかがでしょうか。ご飯を柔らかめに炊いたり、根菜類を取り入れてみるのも良いでしょう。離乳食が進んでからの便秘であれば、離乳食を一歩前の段階に戻す必要があるかもしれません。おっぱいやミルクをやめたのであれば、その分の水分量を増やしてみてください。日中、身体を動かす遊びを取り入れたり、お腹のマッサージ(お腹いっぱいに平仮名の「の」を書くように、手のひらで便を押し出す感じで)したり、綿棒に油を浸して、肛門周囲を刺激してみるのも良いでしょう。赤ちゃんを仰向けに寝かせて、足を1、2、1、2と足踏みさせるように持ち上げてあげると、歩行に必要な筋肉が付き、太ももで腸を刺激して、腸の動きがよくなり、改善できるかもしれません。便秘には体質が関係する場合もあるので、どうしても改善が難しい場合は、便が柔らかくなるお薬等を小児科医に相談してみてください。 (小児科、消化器科看護師)

浣腸は癖になりません。便が出ない場合は市販の浣腸の使用も

浣腸には体内に取り込まれる薬が含まれておらず、癖にもならないと言われています。水分補給などの対策をしても便が出ない場合は、市販の浣腸を使ってみるよう教えてくれました。

原則的な対策としては、水分摂取、運動、我慢しないとなりますが、それでも出ない時には市販の浣腸を使っても構いません。小児科で使う浣腸はノズルが長いのですが、市販のものは肛門に挿入するノズルが1cmくらいしかなく、とても手軽に家庭でも安心して使えます。たまに「浣腸したら癖になって、浣腸がないと便ができなくなりませんか?」と質問を受けますが、中学生など大きくなってからも浣腸をせがむことはないので心配ありません。 (小児科看護師)
相談されたのが、夏場の汗をたくさんかく時期だったこともあり、うんちがコロコロと固くなりやすかったのでしょう。 1度の浣腸だけでは、固くなってたまっている便がまだお腹に残っている可能性が高いですね。それを出し切って症状を落ち着かせるためと、排便習慣をつけるために、少しの期間は2日に1度などのペースで浣腸をしてみてはいかがでしょうか。浣腸も薬と同じように、あまり使いたくないとお考えかもしれませんが、浣腸は体内に取り込まれるわけではないですし、癖にもならないと言われています。便が溜まってしまっている方が、お子さんも辛いですし身体にもよくありません。涼しくなると汗で失われる水分も減ってくるため症状は軽減してくると考えられますが、しばらくの間試してみてはいかがでしょうか。 (薬剤師)

便秘対策には、まずは水分補給。水ものを飲ませるだけでなく、ご飯をやわらかめに炊くなど毎日の献立の中でも水分が摂取できるよう心がけるとよいようです。どうしても出ない場合は我慢せず、市販の浣腸も使いながら、快適な排便習慣が身につけられるようにしてあげてくださいね。


2014/09/15

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