切迫流産

2015/08/28

1日でも長くママのお腹の中に!切迫早産の原因と予防

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1日でも長くママのお腹の中に!切迫早産の原因と予防

妊娠中は予期しないトラブルが起こることもあります。その中でも今回は、重大トラブルの1つ「切迫早産」についてご紹介します。早産との違いは?原因と治療法、予防はできるの? きちんとした知識を身につけて、妊娠生活の不安を解消しましょう!

早産と切迫早産はどう違う?

早産と切迫早産。どちらも「早産」という言葉を使っているために混同されやすい両者ですが、大きな違いがあります。まず、早産について。早産とは、正期産(37週0日)以前の妊娠22週0日~36週6日で出産することをいいます。対して切迫早産は、早産になりかかっている状態を指します。

切迫早産の原因は?

切迫早産の原因は、大きく分けて3つあります。

・絨毛膜羊膜炎などの感染症によるもの
・子宮頚管無力症や子宮筋腫、子宮奇形などママの体質によるもの
・多胎妊娠、胎児機能不全など赤ちゃん側の状態によるもの

このうち最も多く見られるのが感染症によるもの。絨毛膜羊膜炎にかかると、膣内に異常細菌が増殖し、子宮の収縮や破水などを引き起こします。

切迫早産の兆候となるもの

切迫早産の兆候として挙げられるのは、以下のような症状です。

・粘りの強い膣分泌物が突然増える
・おりものの中に血が混じる
・不正出血が見られる
・下腹部の強い張りや鈍痛
・以前にはない背中の痛み

症状のあらわれ方や重度は人によってまちまちであるため、上記以外にも少しでも違和感を覚えることがあればその都度医師に相談しましょう。

切迫早産と診断されたら

もしも切迫早産と診断されてしまったら、第一に安静にすることが重要です。トイレや食事以外は静かに横になること。同時に、子宮の収縮をやわらげる子宮収縮抑制剤を投与します。症状がひどい場合には、入院して点滴治療を行います。

切迫早産を予防するには?

早産で産まれる赤ちゃんはママのお腹の中で十分に発育していないため、障害があらわれたり生命が危ぶまれることもあります。1日でもお母さんのお腹の中にいられるように、妊娠中は次のようなことに注意して過ごしましょう。

・体を冷やさない
妊娠中は特に体が冷えやすいもの。体の冷えはお腹の張りにつながります。お腹、足首、首周りが冷えないよう、夏でもカーディガン、腹巻き、靴下を着用するよう心がけましょう。

・お腹に負担をかけない
重いものを持ち上げる、立ちっぱなしで作業する、高い場所に手を伸ばすなど、お腹に力が入ることは避けましょう。

・食生活に気をつける
妊娠中は高血圧にならないよう塩分の摂取を控えて。高血圧はお腹の張りにつながることもあります。健やかな妊婦生活を送るためにもバランスのよい食事を心がけましょう。

上のお子さまがいたり、臨月ぎりぎりまでお仕事を頑張る妊婦さんは、どうしてもお腹に力を入れてしまったりストレスを抱えてしまいがち。周りの理解を得ながら無理のない生活をすることで、切迫早産を予防しましょう。


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