産後の生理

母乳育児中、生理再開の時期はいつ頃?

母乳育児をしているママの場合、産後の生理が再開するまで時間がかかることがあり、その時期については個人差が大きいものです。産後1年以上経過しても生理が来ないことを心配するママに、医師や看護師さんたちからのアドバイスです。

ママからの相談:「1年以上経っても生理が来ないが病院を受診すべき?」

出産して1年2カ月が経ちますが、まだ生理が再開しません。完全母乳で離乳食は3回食ですがあまり食べず、食後にも母乳を結構飲んで1日5~6回程度授乳しています。母乳育児なので再開しないのだろうと思っていましたが、同じく完母だった方はとっくに生理が再開したと聞きました。このまま放っておいてよいのか、それとも産婦人科を受診した方がよいのでしょうか。(30代・女性)

大抵は産後8カ月程度で生理が再開

産後の生理は、産後約8カ月ぐらいまでに再開する方が多いようですが個人差があります。特に母乳育児中は、プロラクチンというホルモンの影響で生理の再開が遅れがちになります。

産後は育児疲れや睡眠不足やストレスなどで、ホルモンバランスが乱れやすいです。生理の再開には個人差があるものの、母乳・ミルク栄養にかかわらず、ほとんどの人が産後約6カ月~8カ月程度で生理が再開するようです。(産科看護師)
母乳栄養の方は、女性ホルモンのプロラクチンの影響で排卵が抑制され生理の再開が遅れがちになります。もう少し様子を見てもよいですが産後1年以上経過しているので、気になるようなら病院を受診してもよいでしょう。(産科看護師)
産後8カ月程度で約70~80%の人が生理が再開するといわれていますが、早い人だと産後2カ月で再開することもありますし、産後1年以上経過しても再開しないという人もいます。ちなみに産後の生理再開は平均14.6カ月といわれているので、もう少し様子を見てもよいのではないでしょうか。(内科医師)

授乳回数や夜間授乳の有無が関係

授乳回数や夜間の授乳も影響するようですが、一般的には離乳食が主となり授乳量が減ってくると生理が再開することが多いようです。また生理があっても無排卵の場合もあるので、基礎体温を測って排卵の有無のチェックをするのもよいでしょう。

次の妊娠を考えて早く生理の再開を望むのなら、授乳間隔や時間を検討してみるとよいかもしれません。1日に5回以上、1回の授乳時間が10分以上、特にホルモンの分泌は夜間の方が活発なので夜間に授乳している場合は、生理再開が遅れる傾向にあるようです。(内科医師)
産後1年半を過ぎて生理が再開した方もいれば、生理が再開したと思っても無排卵やすぐに止まったり不順になる場合もあるため、できれば基礎体温を測り排卵の有無をチェックしてみてください。(婦人科看護師)
一般的に離乳食が始まり、授乳の回数が減った時期や卒乳を迎えた後に再開することが多いといわれています。母乳をあげたくて次の妊娠を急いでいない場合は、気楽に構えてみてください。(内科医師)

同じように母乳を与えていても生理の再開には個人差があり、授乳回数なども影響しているようです。1年を過ぎても生理が再開されないのは珍しいことではないようなので、もうしばらく様子を見てもよいのではないでしょうか。


2015/09/07

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