産後の生理

2015/09/06

断乳後、お肌ボロボロになり生理痛まで…改善策は?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

断乳後、お肌ボロボロになり生理痛まで…改善策は?

妊娠や出産後、母体に変調が現れることは多いもの。気になる変化の原因はいったい何なのでしょうか。何らかの改善策はあるのでしょうか。

ママからの相談:「断乳後の身体の変化」

断乳後の身体の変化に悩んでいます。吹き出物やしこりが、ぼろぼろと出始め、妊娠前まで軽くて痛みとは無縁だった生理も重くなって生理痛もあります。断乳直後はいずれ元に戻ると思っていましたが、4カ月経った今も続いています。どうしてこのような体質になってしまったのでしょうか。改善する方法はありますか。(30代・女性)

原因は妊娠・出産を機に変化するホルモンバランス

身体の変調にはホルモンバランスが関係していることがよくありますが、断乳後の母体の変調も主にホルモンバランスの変化によるもののようです。専門家の意見を詳しく見てみましょう。

妊娠中に増加していたエストロゲンとプロゲステロンは出産を機に急激に減少し、逆にプロラクチンというホルモンが増加します。授乳中はプロラクチンが乳腺発達、母乳分泌、排卵抑制を促し、生理が起きないようにするので、この間は肌に悪影響の出るプロゲステロンの分泌も抑えられます。断乳とともにプロラクチンの分泌が低下してエストロゲンとプロゲステロンが増えると、皮脂の分泌が増え、皮膚が乾燥し、免疫力も低下するので吹き出物ができやすくなるのです。(産科看護師)
授乳が終わったとたんに肌が荒れたり、排卵痛、生理痛がひどくなる女性は多く、その原因はホルモンバランスの乱れといわれています。(産科・婦人科看護師)
ホルモンバランスは妊娠、出産、授乳によって変化します。生理の症状も、軽くなる方や重くなる方など様々ですが、一般的に生理の症状が重くなる原因は骨盤のゆがみといわれています。(産科・婦人科看護師)

体質だと思ってあきらめず、改善策の実行を

妊娠・出産の前後はホルモンバランスが大きく変化するわけですね。原因がわかれば改善策も様々。お肌の不調や生理痛などの改善策をご紹介いただきました。

ホルモンの変化に身体が慣れてくるにしたがって改善することもありますが、この時期にできる吹き出物に対しては通常の吹き出物と同様に、洗顔、化粧水、乳液、バランスのよい食生活、サプリメントでのビタミン補給、十分な睡眠で対処してください。(産科・婦人科看護師)
肌荒れ防止のためには動物性脂肪を含む食品を控えて、野菜や果物など、ビタミン類を含む食品を多めにとるようにしてください。また、便秘も肌荒れの原因になるので、乳製品や水分をとって便秘を予防してください。(産科・婦人科看護師)
出産して1年以上が経過していますが、生理の症状改善のためには骨盤体操を行ってみてください。また、なるべく下半身を冷やさないようにして、お腹に負担をかける行動は控えてください。(産科・婦人科看護師)
育児による疲れやストレスは体調を崩す原因になりますから、しっかり睡眠をとって気分転換し、ストレスをためないようにしてください。(産科・婦人科看護師)

出産、育児は大仕事ですが、赤ちゃんの健やかな成長が何よりのご褒美です。つらい不調を徐々に改善していけるように、できることから取り入れていくのがよいようです。


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