皮膚トラブル

2015/09/06

対策しても繰り返す赤ちゃんの肌荒れ・・・受診が必要?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

対策しても繰り返す赤ちゃんの肌荒れ・・・受診が必要?

原因不明の赤ちゃんの湿疹は、自分のこと以上に不安なもの。生後まもない赤ちゃんの湿疹の原因は、いったい何なのでしょうか。また、どのようにケアしていくのがよいのでしょうか。

ママからの相談:「乳児の肌荒れについて」

生後2週間目くらいから息子の頬にぽつぽつと湿疹が出始め、顔や身体(首、胸、腕)に出ては治ることを繰り返しています。朝夕2回沐浴して石けんで洗い、沐浴後はベビー用クリームで保湿しています。少しずつ軽減しているようには感じますが、皮膚科や小児科を受診すべきでしょうか。(20代・女性)

乳児によく見られる乳児湿疹

生まれてまもない赤ちゃんのお肌に湿疹ができるのは特別、珍しいことではないようですが、具体的にはどんな症状で、何が原因となっているのでしょうか。

生後2~3週間経つと、目の周りや頬、おでこ、口周り、首周りなど顔や頭に赤いニキビのようなポツポツできることがあります。さらに悪化すると膿んできたり赤くただれたり、赤ちゃんがかいてしまって出血してしまうことも。このような赤ちゃんの皮膚トラブルは乳児湿疹といいます。(産科看護師)
生後1カ月以内に出てくる乳児湿疹は、母親から受け継いだ黄体ホルモン(プロゲステロン)によって皮脂分泌が活発になることから起こるもので、生後2~3カ月以降のものは、保湿不足による乾燥、アトピー、食物アレルギーなどが原因になっていることが多いです。(産科看護師)

乳児湿疹の基本的なケアと対策

赤ちゃんの肌荒れも大人の肌荒れと同様、お肌を清潔に保って保湿をすることが基本。ただし、症状によっては、医療機関を受診した方がよい場合もあるようです。

ベビーシャンプーやベビー石けんで洗って、お風呂上がりにヒルドイドなどの保湿剤で保湿しましょう。現在のケアで改善がみられるようなら、そのまま続けてみてもよいでしょう。病院でも同じような処置で様子を見ることが多いです。(産科看護師)
赤ちゃんは汗をかきやすく、特に顔は涙やよだれなどで汚れやすくなっています。顔が汚れたら、濡らしたガーゼで優しくこまめに拭いてあげてください。(産科看護師)
沐浴の際に石けんで洗うのはいいことですが、洗いすぎは皮膚を傷つけたり、症状を悪化させることがあります。石けんはなるべく無添加のものを使用し、症状があるときは使用しない方がいいでしょう。(産科看護師)
清潔、保湿を心がけても改善しない場合、小児科ではなく、皮膚科に連れていってください。その際に、ステロイドの軟膏を出されるかもしれませんが、赤ちゃんに使うステロイドは弱いものですから心配ありません。症状を長引かせて、アトピーに移行させるより、早めに対応してあげてください。(産科看護師)

乳児湿疹と見られる症状が長引いたり、基本ケアの洗浄と保湿であまり改善が見られないときは、悪化してしまう前に皮膚科を受診するのがよいようです。


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