しつけ

兄妹の激しいけんか…息子に思いやりを持ってもらうには?

子どもどうしが頻繁にけんかするようだと、親のほうも頭が痛いものです。お兄ちゃんに、5つ下の妹に対する思いやりを持ってほしいという相談に対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「妹とのけんかがすごくて心配しています」

我が家の子どもは異性どうしで、5つも離れているのに、お兄ちゃんが機嫌が悪いときに妹とのけんかが絶えません。親の私も、気持ちに余裕がないときに目の当たりにすると、頭も痛くなり、穏やかでいられません。「2人で家を出て、外でけんかしろ」などといい放ってしまいます。お兄ちゃんの力も強くなってきているので、自分より弱いものへの気持ちも持ってほしいと思うのですが、どうしたらよいのでしょう。(40代・女性)

お兄ちゃんがやきもちを焼いている可能性も

お兄ちゃんがやきもちから何かと妹にあたっている可能性も考えられます。スキンシップを増やす、お手伝いさせてほめ、自尊心を持たせるなど、お兄ちゃんのケアをすることが解決につながるかもしれません。

けんかをすることは、お互いが自己主張していることですから、怪我をしない程度のけんかでしたら見守ってあげましょう。妹にあたるのは、やきもちや、赤ちゃん返りかもしれません。お母さんは平等にしているつもりでも、息子さんは、もっとかまってほしいと思っているかもしれません。機嫌がいいときでも、悪いときでも、スキンシップして甘えさせてあげてください。(産科看護師)
息子さんに簡単なお手伝いを一緒にさせてください。ちゃんとできたら、たくさん褒めて、お礼をいってください。うまくできなくても「ありがとう、お母さん助かるよ」と感謝してください。(産科看護師)

兄妹げんかも一つの社会勉強に

兄妹げんかも、問題の解決処理を学ぶひとつの機会となりえます。親は、おおらかに見守りつつ、相手の気持ちを考えることができるように助けてあげましょう。

兄妹げんかをしてしまうのは仕方のないことです。それだけお互い気を許せているということでもあります。もし他人だとそんなけんかにはならないでしょう。兄妹げんかも厳しい言い方でいえば社会勉強の一つともいえます。けんかを通して子どもたちがどう解決処理していくのかを学ぶ機会にもなっています。(看護師)
けんかが始まったらしばらく様子を見て、物を投げたり、叩いたり、危険があるようでしたら、一旦2人を引き離し、お互いの気持ちが落ち着くのを待ちましょう。お母さんが怒鳴ったりすると逆効果です。イライラするかもしれませんが、母親としてのおおらかな気持ちで見守ってください。(産科看護師)
仲裁に入れるのは親だけです。まずは2人の意見をしっかり聴いて『ではどうしてほしかったのか、もし自分がそうされたらどう感じるか』というところを本人たちに考えてもらう機会を作ってみてはいかがでしょうか。本人も親もカッとなってケンカになってしまいますが、時間をおけば冷静に考えることもできます。そのように相手のことを考える機会を作ることで子どもたちも成長していけるのではないかと思います。(看護師)

頻繁に起こる兄妹げんかの本当の原因は、やきもちかもしれません。お兄ちゃんの気持ちをケアする機会を増やしてみるとよいでしょう。また、親がおおらかな気持ちで見守ることで、けんかを機会に成長できるようにサポートできます。


2015/09/10

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