高齢出産

2015/09/11

第2子だと、同じ高齢出産でも障がいリスクが高い?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

第2子だと、同じ高齢出産でも障がいリスクが高い?

次の子どもを望んでいても、高齢出産になる場合、障がいを持つ子どもが生まれてくる確率が気になってしまうものです。同じ高齢出産でも、初産と第2子以降での障がいリスクが異なるのかどうかという質問に対して、看護師さんたちは何と答えているでしょうか。

高齢出産についての相談:「高齢出産と障がいリスクの関連について」

現在、2歳になる子どもがおります。第1子も遅い年齢での出産となりましたが、今のところ無事健康に育っております。第2子を考えるにあたって年齢差的にそろそろだと思うのですが、なにぶん年齢がさらに高齢となることで、障害の発症する確率が高いのではないかと不安に考えております。同じ高齢出産でも、初産と第2子以降とで障がいの発症率が違ったりするものなのでしょうか。それとも関係なく確率は高くなるものなのでしょうか。教えていただければ幸いです。(30代・女性)

染色体異常や早産、妊娠中毒症などのリスクが高い

同じ高齢出産で、初産と第2子以降での違いは、合併症のリスクが低くなることくらいのようです。むしろ、初産の時よりもお母さんの年齢がさらに上がっていることから、リスクは高まっている可能性も考えられます。

妊娠、出産には、どの年齢でも危険が伴いますが、ご存じのように、高齢になると、卵子の老化やホルモンの減少、体力の衰えなどから、障害児の発生率のリスクが高まります。(産科看護師)
一般的に高齢出産は35歳以上での出産をいいます。高齢での初産に比べ、経産婦では、合併症のリスクは低くなりますが、卵子の老化のため、早産のリスクが高まりますし、染色体異常のリスクは、どの年齢にもあります。第1子が無事に出産できても、第2子、3子に障がい出る場合もありますし、2人目で不妊症になる方もいます。(産科看護師)
染色体異常での障がいは30代と40代ではリスクは3倍以上程度といわれています。またそういった異常だけではなく、母体が高齢である場合、妊娠したときの体調の変化にも弱く、血圧が上がったり尿タンパクやむくみが出たり、体重増加があったりと、妊娠中毒症にかかりやすくもなります。(看護師)

医師に相談の上、普段から身体づくりを

2人目を望んでいる場合、医師と相談の上、早めに計画したほうがよいようです。さらに、普段の食生活などにも注意して、妊娠しやすい身体づくりをしておきましょう。

次のお子さんをお考えでしたら、なるべく早い方がいいですし、妊娠する時期については、医師に相談してください。また、妊娠前から葉酸やカルシウムを中心に、バランスのとれた食事をすること、適度な運動をしたり体を冷やさないようにするなど、妊娠しやすい身体づくりも心がけてください。(産科看護師)

高齢出産による染色体異常などのリスクは、初産か第2子以降かにかかわらず、母体の年齢とともに高くなっていくようです。次の子どもを望む場合は、医師と相談の上、なるべく早く迎えることができるよう、母体の身体づくりを含めてよい計画を立てるのがベストです。


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