叱り方

どうすれば?のんびり屋の小3の子どもにイライラ・・・

子どもに「早くしなさい!」と声をかけるのは日々よくあることではありますが、特にのんびり屋で計画的に行動できないわが子に、イライラしてしまっているお母さんから相談が寄せられました。看護師さんたちはどんな対策を提案してくれるのでしょうか。

ママからの相談:「小3なのに、時間を気にして行動できません」

幼稚園の頃は、親が世話を焼くものだと思っていたのもあり、気にしなかったのですが、小3の今、学校へ行く前の荷物の支度も友達との約束の時間も気にせずに、友達を待たせたままのんびり。学校から帰ってきた後、宿題も遊びもとなると急がなければ終わらないのに、まずのんびりテレビ。危機感がなく、時間の配分を考えられないのを見て、こちらがイライラしてしまいます。(40代・女性)

親が何でもしてあげると、子どもは何もしなくなる

小さいときとは違い、自分でできることが増えているにもかかわらず、自分でできることまで親にしてもらえると、子どもは自分では何もしなくなります。親が先回りするのを、まずやめる必要がありそうです。

親がなんでも先回りして準備すると、お子さんは自分がしなくてもお母さんがやってくれると思い、自分では何もしなくなります。時間がかかっても、まずはお子さんのペースでさせてください。(産科看護師)

任せて見守り、失敗からも学ばせる

前日の準備や1日の計画表など、自分の生活を組織立てる方法を練習させて学ばせる必要があります。忘れ物など失敗からも自覚が生まれます。失敗のないよう親がフォローするのではなく、心を鬼にして手を出さずに見守り、自分でできたらしっかり褒めてあげましょう。

毎回お友達を待たせるようでしたら、前の日に準備することを何回も練習させて、習慣づけてください。あらかじめ必要なものをお子さんに書き出してもらって、それを見ながら準備させてください。お母さんは、最終的な確認だけにしてください。もし忘れ物があっても自分の責任ですし、困ったことで自覚につながります。(産科看護師)
お子さんができることは、お子さんに任せてみたらよいでしょう。最初は失敗するかもしれません。しかし、失敗することでお子さんは「あっ、学校に行く支度をしておかないと学校で困るんだ!」「宿題をちゃんとやらないと、終わらなくて困るんだ!」と気づきます。自分で気がつかなければ、その後の行動に結びつきません。ここは心を鬼にして、見守るような姿勢で育てられるとよいでしょう。(健康管理科看護師)
1日の計画表を時間ごとに、お子さんに作ってもらってもいいでしょう。時間的に無理のない計画で、できるだけ計画表にそって行動する練習をさせてください。イライラするかもしれませんが「早くしなさい」という声掛けは、お子さんにプレッシャーを与えます。じっと見守りましょう。きちんとできたときは、たくさん褒めてあげてください。(産科看護師)

小学生の子どもが計画的に行動できない原因は、親が先回りして何でもしてあげてきたことにあるかもしれません。時間はかかっても自分で行う練習をさせ、失敗や困った経験からも学ばせるつもりで、手を出さずに見守りましょう。


2015/09/14

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