インフルエンザ

2015/09/14

インフルエンザの予防接種、型が一致しないと意味がない?

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インフルエンザの予防接種、型が一致しないと意味がない?

毎年流行するインフルエンザ、その魔の手から子どもをぜひ守りたいもの。インフルエンザの予防接種について、費用がかかることや、意味がないという意見があることから、ためらっているお母さんから相談が寄せられました。看護師さんたちは何と答えているでしょうか。

ママからの相談:「インフルエンザの予防接種を受けるべきでしょうか」

秋に1歳になる子どもにインフルエンザの予防接種を受けさせるべきでしょうか。子どもは2回接種が必要で、負担と費用がかかるうえ、予防接種のワクチンの型とその年流行するインフルエンザの病気の型が一致しなければ予防接種の意味はなく、受けても感染することがあると聞きました。実際、どのくらいの割合の乳幼児が予防接種を受けているのでしょうか。また、2回の接種で別々の型のワクチンを打ってもらうことは可能でしょうか。(30代・女性)

賛否両論、最終的には親の判断

最近では、ウイルスタイプの予想が大きく外れるということはないようです。とはいえ、摂取には賛否両論があり、受けるかどうかは親の判断です。データによれば、子どもの半数以上が接種を受けているようです。

おっしゃるように、インフルエンザワクチンは、その年に流行するであろうウイルスを予想してワクチンが作られます。ですから、ウイルスの種類が外れた場合は、予防接種をしても罹患してしまう場合があります。しかし、最近は大幅に外れることはありませんし、予防接種をしたため、罹患しても軽症で済む場合もあります。(産科看護師)
最近は、インフルエンザワクチンに対する批判も多く、予防するため、症状を悪化させないために推奨する意見と、効果がない、副作用が強いなど賛否両論です。インフルエンザのワクチンは任意の予防接種ですから、受けさせるかどうかは、親御さんの判断になります。(産科看護師)
接種率は、ある都市のデータですが、未就園で約60%、2歳までの園児では約75%、5歳までの園児では73%という結果が出ていますから、半数以上が予防接種しているとお考えください。また、インフルエンザワクチンは、1種類でなく、複数の抗原が混ぜられた混合型を使用しています。(産科看護師)

感染した場合の子どもの負担を考えて選択を

費用に関しては、公的な補助の有無を調べてみる価値があるようです。また、子どもがインフルエンザにかかってしまったときの経済的な損失、そして子どもの身体への負担や後遺症について考えると、費用の負担が原因でためらうのは、実際的ではないでしょう。

乳幼児のインフルエンザでの死亡率は低いのですが、高熱などによる脳症などの一生に関わる後遺症が出る可能性があります。(看護師)
インフルエンザワクチン接種への補助はありませんか?地域差が大きいですが補助がないということはないかもしれません。(看護師)
『負担と費用が大きい』と感じられているようですが、もし子どもがインフルエンザになれば仕事も休まないといけなくなりますし、自分にうつるなどすると治療費もかさみます。なによりもインフルエンザになった子どもの負担は計り知れません。子どもと自分たちにとってどうするのが一番いいのか考えてみてください。(看護師)

インフルエンザの予防接種については賛否両論あり、受けるかどうかは親の判断で決めることになります。子どもと家族全体にとっての最善を考えて選択しましょう。


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