指しゃぶり

2015/09/14

爪が擦り切れるほどの指しゃぶり・・・やめさせるには?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

爪が擦り切れるほどの指しゃぶり・・・やめさせるには?

長期にわたって指をしゃぶっていると、歯並びが悪くなるなどの弊害が出てきます。どうしてもやめてくれない指しゃぶりを、やめさせるにはどうすればよいかという相談に対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの相談:「指しゃぶりをやめさせるには?」

息子は2歳半になりますが、9カ月で断乳して、それから指しゃぶりをし始めました。最初は、おっぱいの代わりに指をしゃぶっているのかなと思っていたのですが、2歳半になっても気づいたら指をしゃぶっていて、しかも右の親指だけなので、親指の爪が常に擦り切れています。それに、乳歯ではありますが、歯並びも徐々に悪くなってきてしまって、やめさせようとしてもやめません。どうすればよいのでしょうか。(30代・女性)

寂しさや不安の表れ。スキンシップやコミュニケーションを

指しゃぶりは精神的に不安定になっているサインかもしれません。スキンシップを取る、子どもの目線で話を聞くなど、感情的な必要を満たしてあげるように努めましょう。

子どもが指をしゃぶったり、爪をかむ理由は、寂しいときや、ストレスがあるとき、不安なとき、親にかまってほしいときなど、精神的に不安定になっているときが多いといわれています。9カ月での断乳は、少し早かったかもしれません。お子さんがストレスや寂しさを感じないように、スキンシップをとるようにしてください。(産科看護師)
お子さんが指しゃぶりをしたら、頭ごなしに怒ったりしないよう、そっと指を口から離し、何を要求しているのか、お子さんの目線で話を聞くようにしてください。(産科看護師)

指しゃぶりの時間を減らし、習慣をなくす工夫

家庭によって方法は違うものの、効果的な声掛けをする、興味の持てる他のものを与え遊びに集中させる、しゃぶっていないときによく褒めるなど、いろいろな工夫があります。

お子さんが自覚してやめるまで、3歳くらいまで様子を見ていたお母さんもいます。爪かみをしていたお子さんに「○クンの爪が切りたいな」と声掛けして止めさせたお母さんもいますし、「寝るときだけね」と約束して、徐々にやめさせた方もいます。また、他にお子さんが興味を示す遊びをしたり、体を動かすことでやめさせた方もいます。お子さんが指しゃぶりしていないときは、たくさん褒めてあげてください。(産科看護師)
指しゃぶりの時間を減らせば減らすほど、その習慣はなくなっていきます。暇だから癖でしゃぶるのです。もしほかに興味があるものがあれば、しゃぶらずにそれに集中しますし、親がしっかりと遊んであげることで、指は口ではなく、親やおもちゃに向けられるでしょう。(看護師)
昔はしゃぶる指にからしを塗ることもありました。現代はからしではなく、苦い味がする専用の指しゃぶり対策用品もあるようです。(看護師)
どうしても止めさせたいのでしたら、心療内科の専門医や、児童心理士を訪ねてみてください。(産科看護師)

指しゃぶりの原因が、寂しさなどの精神的な不安定さであることも考えられます。子どものストレスや不安を取り除くようなスキンシップやコミュニケーションを増やすとともに、しゃぶっていないときは褒める、遊びに集中できるようにさせるなどの方法を試してみるとよいでしょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加