水疱瘡(みずぼうそう)

2015/09/16

中学生で水疱瘡やおたふくにかかっていないが、大丈夫?

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中学生で水疱瘡やおたふくにかかっていないが、大丈夫?

水疱瘡やおたふくなどの病気は、大人になってからかかると重篤化しやすいため、小さいうちにかかっておくのがよいといわれています。中学生になってもこれらの病気にまだかかっていない息子のことが心配だという相談に対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。

パパからの質問:「子どもがかかる病気について」

中学生の息子が、水疱瘡やおたふくなど、小さいうちにかかる病気にまだかかっていません。大きくなってからかかると重症になる可能性もあると聞いて心配しています。予防接種などを受けたほうがいいでしょうか。大人になってからかかる場合もありますか。知らず知らずのうちに小さいときにかかっているということもあるのでしょうか。かかりつけのお医者さんに聞いたら、もう少し様子を見てみましょうといわれました。(40代・男性)

知らず知らずのうちに、かかっていたケースも

たしかに、大人になってからだと重症化する可能性があるため、小さいときにかかって抗体ができているのがベスト。とはいえ実際には、症状がはっきりせず、知らないうちにかかっていて抗体ができていたというケースも少なくないようです。

水疱瘡やおたふくは、大人になってかかると症状が重症化する場合があります。できれば、子どものときにかかって、抗体を作っておいた方がよいのですが、はしか、おたふく、水疱瘡などのウイルス感染の疾患は、症状が出なくても、日和見(ひよりみ)感染といって、知らないうちに罹患して、知らないうちに抗体を作っている場合もあります。しかし、抗体がない場合は、大人になって罹患するケースもあります。(産科看護師)
かかっていても気づかなかったということは実際に多くあるようです。とくにおたふくかぜの場合だと、子どもの顔から首、もしくは全体的にふっくらしている体型の場合は腫れに気付かないこともあるようです。そして高熱が出るのもおたふくかぜの特徴ですが、すべての人にまったく同等の症状が出るわけではありません。もしくは感染してもほとんど熱が出ないということもあります。(看護師)
水疱瘡に関しては、症状が出ないということはないようです。ただし、湿疹がほとんど出ないことはあるようなので、あまり全身に出なかったので気づかなかったということはあり得るかもしれません。(看護師)

心配なら抗体検査を受けるのも一つの方法

知らないうちに感染して抗体ができているかどうか、抗体検査を受けることで確かめられます。費用の助成の有無を含め、まずは問い合わせてみましょう。

心配でしたら、抗体ができているか検査してもらうとよいでしょう。抗体検査は、4種類で約1万円かかりますが、抗体の種類によっては、地元の自治体が費用を助成してくれる所があります。事前に、ホームページを見たり保健所に問い合わせてみてください。(産科看護師)

水疱瘡やおたふくなどの病気は、小さいときに知らず知らずかかって、抗体ができていたという例も少なくありません。抗体検査を受けることで確かめられますので、心配であれば一度、問い合わせてみるとよいでしょう。


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