歯磨き

2014/09/19

1歳の子供が歯磨き嫌い。歯石もたまり、虫歯にならないか心配です

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

1歳の子供が歯磨き嫌い。歯石もたまり、虫歯にならないか心配です

小さな子供が歯磨きを嫌がることは少なくありません。虫歯にしたくない親心が小さな子供になかなか伝わらず、歯磨きの時間を憂鬱に感じているママも多いのではないでしょうか。「なるカラ」にも、1歳の子供の歯磨きについて相談がありました。看護師さんや薬剤師さんはなんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「歯ブラシを嫌がる1歳の子供、歯石がたまっても虫歯にはならないから大丈夫と言われましたが、本当でしょうか?」

1歳くらいの子供の歯磨きは、毎回戦争。手を変え品を変え奮闘しているにもかかわらず、いつも数秒しか磨けないとのこと。とうとう下の前歯に歯石がたまってしまい、虫歯にならないか不安に感じているママからの相談です。

1歳2ヶ月の子供がいます。歯磨きを始めましたが、とても嫌がるため毎日ほとんどできていません。一応、朝と夜にフッ素入りの甘い匂いのする歯磨き粉をつけて磨こうとするのですが、口の中に歯ブラシを入れられるのを嫌がり泣き叫びます。手足をバタバタさせるので数秒ゴシゴシするのがやっとで、あまり磨けていなさそうだと思っていたところ、案の定、少し前から薄く黄色い歯石が下の歯にたまってきてしまいました。地域の栄養士さんにお聞きしたところ「歯石はたまっても虫歯にはならないからそのまま放置して大丈夫」と言われましたが、どんどん黄色い歯石がたまっていくので不安です。本当にこのまま放置していて大丈夫でしょうか。(20代、女性)

今は虫歯の心配はないが虫歯になりにくい習慣づけが必要

2歳くらいまでは口の中の虫歯菌が少ないため、虫歯になる心配はあまりありません。歯ブラシ以外にガーゼで歯を拭く方法や、食後は白湯やお茶を飲ませる、甘いお菓子を与えないなどの習慣をつけるよう教えてくれました。

1、2歳ごろはまだ口腔内に虫歯菌が少なく、大人より口腔内がきれいなのでそんなに心配はいらないと言われています。歯ブラシを嫌がるのであれば、緑茶で口をゆすいだり、指にガーゼを巻いて歯を磨いてあげて対処してあげてください。(看護師)
歯ブラシで完璧に磨く前に、虫歯になりにくい生活習慣を心掛けてみてはいかがでしょうか。食事の後に白湯を飲むと食事カスを洗い流すことができます。だらだら食べをしないことで、空腹時に虫歯予防効果がある唾液を分泌させることができます。また、甘いお菓子を与えないことは一番の虫歯予防になります。とはいえ、虫歯が心配なお気持ちもわかりますので、定期的な歯科健診もお勧めします。自治体でそのようなサービスを行っているか、探してみてください。(薬剤師)
歯磨きをする前に眠ってしまったときは、歯ブラシをしても嫌がるので拭くタイプの歯磨きコットンを使用するとあまり嫌がらずに磨かせてくれました。(看護師)

今は歯磨きが楽しくなるよう工夫してあげてください。音楽を利用したり、ママと歯の磨きあいをしたり、ご褒美をあげる、などがおすすめです。

きれいに歯を磨くことよりも、歯磨きそのものが楽しくなるように工夫してみるとよいようです。音楽や人形を使って楽しい雰囲気を作ったり、ママと歯の磨きあいをするなどの方法があります。また歯ブラシが口の中に当たって痛いなど、ブラッシングの仕方に問題があることもあり、原因をつきとめることも大切です。

この時期は、きれいに磨く、というよりはお子さんが歯磨きに興味を持ち、楽しいと思えるようにしてあげることが大切です。お子さんが歯磨きを嫌がる理由を見つけてあげるのもいいでしょう。単にイヤイヤしたいだけなのか、よくあるのが歯磨きをすると痛いから嫌がることです。特に前歯のあたりは歯肉が残っており、そこに歯ブラシが当たるととても痛いです。力加減はどうなのか見直してみたり、奥歯から先に磨いて、最後に前歯と工夫してみてはどうでしょうか。ママの歯をお子さんに磨いてもらってみたり、歯磨き後に「頑張ったで賞」をあげるなど、楽しい歯磨きを目指してみてください。お子さんが健康な歯で過ごせるよう、応援しております。(看護師)
歯磨きはお休みせず、磨くのではなく楽しませることに力を注いでみてください。人形を磨いて見せたり、相談者さんの歯を磨かせたりしてはいかがでしょう。好きな音楽やキャラクターがあれば大いに活用してください。もう少ししたら歯磨きとご褒美をリンクさせてみるのもいいかもしれませんね。私の2歳半の子供は今でも嫌がるときは嫌がりますが、自分で磨いた上で私が仕上げ磨きをすると大いに褒めるので、なにやら嬉しそうな表情をするようになりました。子供と一緒に楽しんでくださいね。(薬剤師)
私の子供も1歳2ヶ月の頃は歯磨きを嫌がっていましたよ。親子ともに歯ブラシを持ち、互いに磨きあったり、私が歯磨きをしている姿を見せたりしましたが、上手く仕上げ磨きまでさせてもらえる確率は5分5分でした。しかし、子供番組内で歯磨きを上手にしている子供や、大人しくお母さんに仕上げ磨きをしてもらっている映像を見ると、自分もやってもらいたくて自ら口を開けてくるようになりました。また、手鏡を渡して子供自身の口の中を見せると、大人しく磨かせてくれました。お子さんの機嫌も考慮しながら歯磨きをするのは大変ですが、お子さんにとって歯磨きという行為が負のイメージとならないように是非色々と試してみてください。(看護師)

1、2歳頃は虫歯になる心配はあまりありません。歯磨きの仕方の見直しと、徐々に子供にとって歯磨きが楽しくなるよう工夫して、健康な歯で過ごせるような習慣をつけてあげたいですね。


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