子宮口

2015/09/08

誰でも可能性が!子宮口が開き気味になる切迫早産って?

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誰でも可能性が!子宮口が開き気味になる切迫早産って?

妊娠中期の胎児の小さな時期に子宮口が開き気味になり、早産の危険性が高まっている状態が切迫早産です。切迫早産になると、自宅で安静にしたり薬を使って早産を防ぐ治療をします。そんな切迫早産の初期症状や治療法について紹介説明していきます。

切迫早産ってなに?どういう状態?

切迫早産とは、正期産ではない「妊娠22週0日から妊娠36週6日」の間に早産の危険性が高まっている状態のことをいいます。通常の状態よりも子宮頸部の長さが短くなり、出血が起こったり子宮収縮が頻繁に起こる危険な状態です。妊婦のうち約15%が切迫早産を経験しているといわれています。
早産になると、無事生まれても障害が残る可能性も高くなってしまうため、できれば臨月に産むことができるよう定期的に健診に通い早産を防ぐようにしましょう。

切迫早産の原因ってなに?

切迫早産の原因としては、様々な要因があります。原因として最も一般的なのが、絨毛羊膜炎と言われる感染症です。膣の中にいる細菌が増殖し赤ちゃんや羊膜に到達することで、子宮口を広げたり卵膜を破いて破水を起こしたりします。
体質による原因が、子宮頸管無力症です。子宮口が自覚のないまま開いてしまい、早産などにつながります。体質が原因ではありますが、手術など適切に管理をすれば無事に出産ができます。
このほかにも、子宮筋腫や子宮奇形、多胎妊娠など様々な原因があります。

切迫早産の初期症状って?

切迫早産は、何かしらの初期症状がある場合も多いため、異常を感じた場合にはかかりつけの医者にかかるようにしましょう。しかし、まったく初期症状がない場合もあります。そのため、普段の定期検診には必ず行くのをおすすめします。
初期症状としては、出血、血液が混じったおりもの、下腹部の痛みなど挙げられるといわれています。また、普段よりもお腹が張る回数が多いなどという症状がある場合もあるので、休んでもお腹の張りがなくならない場合などには病院に連絡してみましょう。

切迫早産の治療法は?

切迫早産の治療法は、安静にすることと薬物療法の主に2つの方法が行われ、程度によって異なりますが、入院の措置が取られる場合もあります。 薬物療法では、子宮の収縮を押さえるために、子宮筋弛緩剤の投与や原因となる細菌の繁殖を抑えるために抗生剤を使ったりします。それと並行して、子宮口がこれ以上開くのを防ぐために自宅安静や入院安静という処置がとられます。


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