陥没乳頭

2015/09/09

授乳できない!?陥没乳頭を治す乳頭吸引器とマッサージ法

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授乳できない!?陥没乳頭を治す乳頭吸引器とマッサージ法

乳首がへこんでいる陥没乳頭。見た目の問題だけでなく、そのままだと赤ちゃんがうまく吸えないという問題があります。陥没乳頭はマッサージや乳頭吸引器などのケアグッズの利用で、ある程度改善も可能です。陥没乳頭の種類や原因、治す方法を解説します。

陥没乳頭とはどのような状態?原因は?

陥没乳頭というのは、乳首がへこんでいる、あるいは平坦になっているなど、本来出ているはずの乳首が内側に入ってしまっている状態。刺激したり指で引っ張ると外に出てくる「仮性」と、引っ張っても出てこない「真性」の2タイプがあります。
原因は、乳腺と乳管の発育のバランスが悪いことです。バストの発達に比べて乳管が未発達で短いため、乳首を引きこんでしまって起こります。

陥没乳頭だとどのような問題があるの?

陥没乳頭は見た目が気になるだけでなく、うまく授乳できないという問題があります。陥没した部分に汚れがたまって乳腺炎を生じさせる可能性もあるので注意が必要です。
仮性の場合はマッサージなどで改善する場合も多く、将来授乳できる可能性が高いと考えられます。真性の場合は状態によっても異なりますが、授乳が難しい場合もあるので、直接授乳したいと考える場合は対策が必要です。
陥没乳頭は人に相談しにくく、1人で悩んでいる女性も多いものです。若い女性陥没乳頭に悩んでいる若い女性は5人に1人というデータもあり、決して珍しいものではありません。もし陥没乳頭であれば、マッサージやケアグッズなどさまざまな治療法があるので試してみるとよいでしょう。

陥没乳頭を治す方法・マッサージ

陥没乳頭を治すために、一番手軽なのがマッサージです。1日1回、入浴時に行います。まず、片手で乳房を支え、もう一方の手で乳首をつまみ、3秒ほどかけて上下に少しずつ圧迫していきます。乳首が硬い場合は5~10秒ほどかけてゆっくり行いましょう。乳輪部から乳首にかけてさまざまな方向からまんべんなく、1分ほど行ってください。乳首が硬い人は2~3分かけて圧迫するとよいでしょう。また、乳首をつまんで、こよりを作るような要領でマッサージするのも効果的です。いずれも、痛い場合は無理せずに、お腹が張る場合は中断するなど注意して行ってください。

陥没乳頭を治す方法・乳頭吸引器などのケアグッズ

真性の場合は、マッサージをしようとしても乳首が出てこないこともあります。そのような場合は、乳頭吸引器などで乳首が出るようにしてから行いましょう。陥没乳頭のケアグッズにはさまざまなものがあります。

・乳頭吸引器
ポンプなどで乳首を吸引し、乳首を引き出してクセをつけます。授乳時に乳首が出てこない場合にも使えます。強く吸引するとかなり痛みがあるので、吸引する力を調整しながら使ってください。

・ブレストシールド
乳輪に圧力をかけて乳首を引き出すものです。ブラジャーの内側に装着して使います。肌が弱い人は汗などでかぶれることもあるので気をつけて使用して下さい。

・乳頭保護器
授乳の際に傷ついた乳首を保護するために使うものですが、陥没乳頭の場合の授乳用としても使えます。赤ちゃんが吸っているうちに乳首が出てきたら、直接赤ちゃんに吸わせるとよいでしょう。ただ、赤ちゃんによっては嫌がることもあります。

授乳は産後すぐに始めましょう。授乳のたびに赤ちゃんが吸っているうちに乳首が徐々に出てくる場合もあります。また、授乳を続けることで赤ちゃんにとっても吸いやすい乳首になっていきます。
将来的に出産を考えている場合は病院でも手術という方法もあるので、一度相談してみるとよいでしょう。


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