肌トラブル

2015/09/09

妊娠中に起こりやすい肌のトラブル!その原因と対処法は?

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妊娠中に起こりやすい肌のトラブル!その原因と対処法は?

妊娠中はホルモンのバランスが変化し、肌のトラブルも起きやすくなっています。起こりやすいのがかゆみや湿疹。シミや黒ずみに悩む人も多いようです。妊娠中の肌トラブルの原因と対処方法を解説します。

妊娠中にかゆみや湿疹がでるのはなぜ?

妊娠中はホルモンのバランスが変わり体質が変化することがあります。また、新陳代謝もよくなっているため汗をかきやすく、それまで肌トラブルとは無縁だった人でも、かゆみやかぶれ、湿疹などに悩まされることが多くなります。
かゆみの出かたは2タイプ。体全体にかゆみが出る症状があるのは「妊娠性皮膚掻痒症」、胸や太もも、おなかなどにかゆみを伴う赤いブツブツができるのが「妊娠性痒疹」です。

かゆみや湿疹には肌を清潔に保つことと保湿が大事

かゆみがあっても、絶対に掻きむしったりしないこと。肌を常に清潔に保ち、肌につける化粧品やボディクリームも低刺激性のものを選びましょう。肌着や洋服は通気性や肌触りのよい天然素材のものがおすすめです。肌が乾燥している場合はかゆみも強くなるので、クリームなどで保湿しましょう。
頭皮も皮脂分泌が盛んになりかゆみが出ることがあります。この場合もできるだけかかないようにして、低刺激性のシャンプーでていねいに洗い、シャンプー後はすぐに髪を乾かして雑菌が繁殖しないように気をつけましょう。
かゆみが強い場合は、医師に相談するのもおすすめです。かゆみ止めの軟膏などを処方してもらえます。

妊娠中のシミはホルモンの影響

妊娠してからシミが増えたという人も多いもの。妊娠すると女性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンが増加します。これらのホルモンがメラノサイトを刺激してメラニン色素が生成されやすくなるため、シミやそばかすが増えると考えられています。

妊娠中のシミは紫外線対策と食事で対処

日常生活では紫外線対策と保湿が大切です。肌が敏感になっているため、強い日焼け止めだとかぶれることも。日焼け止めや保湿化粧品は低刺激性のものを使い、日傘や帽子などで日焼けを予防しましょう。
食事内容に気をつけることも大切です。美白効果のあるビタミンCや抗酸化作用の高いビタミンA、ビタミンEなどを含む緑黄色野菜などを積極的に摂ることで、シミを予防しましょう。シミの原因が貧血という場合もあります。鉄分を含むレバーやほうれん草なども積極的に摂るとよいでしょう。

気になる妊娠中の黒ずみの原因は?

黒ずみもシミと同様に、ホルモンの変化が原因になっています。黒ずみの出かたには個人差があり、黒ずみの出る場所もまちまち。ワキや乳首、乳輪、外陰部などはもともとメラニン色素が多いため、黒ずみが目立ちやすくなります。お腹の真ん中を上下に通る正中線と呼ばれる部分が、黒い一本の線のように黒ずむ場合もあります。

妊娠中の黒ずみは気にしなくても大丈夫

このような妊娠中の黒ずみは出産後ホルモンのバランスが元に戻れば徐々に薄くなっていくため、心配しなくても大丈夫。乳首の黒ずみは授乳期間中に消えることはありませんが、授乳しなくなれば少しずつ元に戻ります。
気になる場合はビタミンC誘導体などを配合したクリームなどでケアする方法もあります。ただ、出産後は徐々に元に戻っていくため、食事などに気をつけ、あまり気にしないようにして過ごした方がよいでしょう。


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