便秘

2015/09/09

妊娠中のマイナートラブル!便秘の原因とその対策は?

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妊娠中のマイナートラブル!便秘の原因とその対策は?

普段、便秘ではない人も妊娠中には便秘になりやすいということをご存知ですか?黄体ホルモンの影響などでどうしても便秘になりやすくなってしまいます。便秘になると、痔になりやすくなるなどの悪影響が出るため、食生活などに気をつけて便秘を予防しましょう。

どうして妊娠中は便秘になりやすいの?

妊娠中、普段便秘ではない人でも便秘になりやすいのはどうしてなのでしょうか。
理由は大きく分けて3つあります。

まず1つ目の原因は、黄体ホルモンの影響です。妊娠中には子宮の収縮を抑える黄体ホルモンが活発に分泌されます。その黄体ホルモンは、胃や腸で食べ物を運ぶ役割をしている平滑筋の収縮も抑えてしまうため、消化器官の蠕動運動の働きが鈍くなり、便秘になりやすい状態になってしまいます。

2つ目の原因は、子宮が大きくなることによる直腸性便秘です。胎児が大きくなることで子宮が増大し、腸を圧迫するため腸の動きが悪くなり血流も悪くなります。そのため、便秘になりますが、同時に肛門も圧迫されてしまうため、痔になる原因の1つでもあります。

3つ目の原因は、精神不安定によるストレスです。妊娠中は、普段と分泌されるホルモンが異なるため精神が不安定になりやすく、ストレスを感じやすい時期です。精神不安定になると腸などの動きを司る自律神経が乱れてしまい、腸が活発に活動しなくなり、便秘になりやすくなります。

便秘を防止するにはどうしたらいいの?

便秘を予防する方法は、食事内容の改善や運動など気をつけるべきポイントがいくつかあります。どれも簡単にできることばかりです。普段の生活習慣に取り入れて便秘を予防しましょう。

まず、食物繊維を多く含む食べ物をとるようにしましょう。食物繊維というとさつまいもなどの根菜類を思い浮かべる人も多いかと思うのですが、根菜類や豆類は多く摂り過ぎるとお腹にガスがたまりすくなり、お腹が張りやすくなってしまいます。そのためおすすめなのは、こんにゃくやところてん、ナタデココなどの水溶性繊維質を多く含む食べ物です。このような食べ物は食物繊維が多いうえに水分も多くとれるので、食事にとりいれてみましょう。

水分不足も便秘の原因の1つです。妊娠中は、ホルモンの影響により大腸から便の水分が大腸で普段よりも多く吸収されてしまいます。そのため、普段よりも意識していつもより水分を多めにとるようにしましょう。おすすめは、朝起きて1杯の水を飲むことです。起床後すぐに水を飲むと腸も動き出し、朝に排便が起きやすくなります。朝決まった時間にトイレに行くことも便秘予防になるため、忙しい時間帯ですが毎日の習慣にしましょう。

身体が冷えると腸の蠕動運動が鈍くなるため、お風呂に浸かるなどして身体を温めるようにしましょう。他にも、腹巻きをするのもお腹が温まるのでおすすめです。
他には、適度な運動も便秘予防に最適です。手軽にできておすすめの運動は、ウォーキングと拭き掃除です。ウォーキングは、歩くことで骨盤が揺れるので便秘予防につながります。床などの拭き掃除は、意外にいいエクササイズになるうえに手軽にでき家も綺麗になるので一石二鳥です。


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