むくみ

2015/09/09

妊婦さんの多くが経験する「むくみ」の正体と、その解消法は?

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妊婦さんの多くが経験する「むくみ」の正体と、その解消法は?

妊娠中期は体調も落ち着き、胎動も始まり、赤ちゃんに会える日が待ち遠しくなってきます。しかし、この時期に足などがむくみやすくなり、「なぜ?」と悩んでいる妊婦さんが多いと思います。今回はこのむくみの正体とむくみの予防や対策についてお話していきます。

妊娠中のむくみはなぜ起きるの?

妊娠すると、靴が急にきつく感じたり、指輪が抜けにくくなったりなどの症状が出てくることがあります。これがむくみのサインです。妊娠中にむくみの症状が多いのは、妊娠すると、血液のなかの血しょうという水分が増えるためです。これは、血液をサラサラの状態にすることで、血栓を防ぎ、血管内の流れをスムーズするために生じます。胎盤の循環が良くなり、栄養が赤ちゃんに順調に届くようになるのです。

しかし、これにより皮下組織で水分をためる作用が働き、身体全体がむくみやすくなります。また、日々成長する赤ちゃんの重みで骨盤内が圧迫され、下半身の血流が心臓の方に戻りにくくなることもむくみの原因となります。

妊娠中にむくみやすい人とは?

妊娠する前にデスクワーク中心の仕事や立ち仕事が多い接客などの業務をされていた方は、むくみが出やすいようです。長時間同じ姿勢でいることで、血管周りの筋肉が収縮しにくく、血液循環が悪くなるため、足がむくんできます。これは妊娠中でなくても、同じことがいえます。また、日頃から冷えやすい方、高齢出産の方も同じ傾向があります。

日頃から手軽にできる予防と対策はある?

むくんできたことを気にして、急に激しい運動や食事制限を始めることは、お腹の赤ちゃんにも悪影響が出てしまうので危険なことです。適度に身体を動かすことを心がけましょう。無理なく手軽にできる解消方法はウォーキングです。日々の買い物や散歩は、妊娠中の大切な運動となります。ただし、無理はしないで、体調と相談しつつ進めていきましょう。

寝るときに足の下にクッションを置いて足を少し高くすることや、ふくらはぎのマッサージも効果的です。また、塩分を控え、水分を1日2L程度を目安に十分にとることも大切です。朝起きたときにむくみが消えていたら心配ありません。
妊娠中の冷えも予防し、むくみも同時に解消できる「むくみ解消ソックス」もおすすめです。就寝時用、ふくらはぎ用などタイプがいろいろありますので、むくみの気になるときに利用するとよいでしょう。


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