薬(処方薬・市販薬)

2015/09/17

飲み続けて大丈夫?切迫流産の薬を飲むと動悸が・・・

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

飲み続けて大丈夫?切迫流産の薬を飲むと動悸が・・・

切迫流産のときは、薬を飲んで安静にしているのが一番のようですが、薬の副作用で体調に変化があったら、いったいどうすればよいのでしょうか。

ママからの相談:「切迫流産の薬について」

妊娠19週です。産婦人科で切迫流産と診断されました。流産と聞いて不安になりましたが、安静にしていれば大丈夫とのこと。とりあえず安静にして、1日3回、指示された薬を飲んでいますが、この薬を飲むようになってから動悸がひどくなりました。このまま飲み続けて赤ちゃんに影響はないのでしょうか?(20代・女性)

切迫流産と薬の副作用

そもそも、切迫流産とは医学的にどんな状態のことをいうのでしょうか。また、切迫流産のときに処方される薬の副作用を、プレママはどうとらえたらよいのでしょうか。

切迫流産は、流産といっても流産することを指すのではなく、医学的に妊娠22週未満で出血や痛みの症状を伴い、流産しかかっている危険な状態のことをいいます。きちんと薬を内服して安静にしておくことが大切です。(内科医師)
流産防止の薬は胎児には影響ありません。副作用に動悸が起こることはよくあることですが、体に負担をかけてはいけません。副作用が強いようでしたら、医師に相談して用量を減らすか、他の薬に変更してもらってください。(産科・婦人科看護師)
処方されたお薬は、子宮の収縮(お腹の痛みや張り)を抑える作用があり、よく動悸、頭痛、めまい、顔のほてり、吐き気などの副作用が出ます。胎児への影響はほとんどないので、内服を続けて構いませんが、あまりに動悸がつらい場合は、医師に相談してください。(内科医師)

切迫流産時は、安静にしておくことが一番

強い副作用でなければ薬の服用は問題ないようですが、「安静に」というのがピンとこない方もいるのではないでしょうか。安静にすることとはどういうことか、専門家に聞いてみましょう。

医師から具体的な行動制限の指示はあったでしょうか。普段の生活では動かざるを得ないことも多いと思いますが、基本的に、「安静」とはトイレ以外の行動を控えることです。(産科・婦人科看護師)
家事は家族に協力してもらい、買い物は宅配を使ったり、買いだめしておくこと。横になるときは、携帯やリモコン、テイッシュや飲み物など必要なものを手の届くところに準備しておくとよいでしょう。また、あらかじめ、おにぎりやサンドイッチを作っておくと、食事の準備をしなくてすみます。(産科・婦人科看護師)
長時間同じ姿勢でいたり、立ち続ける、重いものを持つ、強いストレスを感じる環境にいる、体を冷やす、性交をするなどは子宮収縮の原因になります。なによりも安静第一です。(内科医師)
安静にしてお腹の張りが治まるようでしたら心配ありません。ただし、30分以上、安静にしても治まらないときや痛みに変わる場合、出血した場合は、すぐに病院に連絡してください。(産科・婦人科看護師)

切迫流産のときは、お薬をきちんと服用することと、安静にしていることが大切。身体に無理のないように、なるべく動かずにじっとして過ごすのがよいようです。


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