便秘

2015/09/18

生後2カ月で便秘・・・綿棒浣腸を頻繁にしても大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後2カ月で便秘・・・綿棒浣腸を頻繁にしても大丈夫?

赤ちゃんの便秘には、肛門を綿棒で直接刺激する「綿棒浣腸」という解消方法があります。ママが簡単にできる対策ですが、これを毎日行っても問題はないのでしょうか。

ママからの相談:「赤ちゃんの便秘について」

生後2カ月の男児の母です。息子は出産直後からなかなか便が出ず、入院中は看護師さんが綿棒浣腸をしてくれていました。最近は便が3日出なければ入院中に教わった綿棒浣腸をしていますが、浣腸してもあまり出てきません。そこで質問なのですが、何日くらい便が出なければ綿棒浣腸をしてもよいのでしょうか。(20代・女性)

綿棒浣腸は癖にはならない

赤ちゃんの便秘。苦しくないのか気になります。綿棒浣腸は安全な方法のようですが、毎日行ってもよいのでしょうか。どんなことに気をつければよいのか、専門家の意見をうかがってみましょう。

綿棒浣腸は毎日やっても問題ありません。毎日同じタイミングでしていると、徐々に赤ちゃんが自分でタイミングをつかめてくることもあります。(内科医師)
綿棒浣腸は癖にはなりません。3日以上、排便がなければ行ってもよいでしょう。ただし、肛門を傷つけないよう、ベビーオイルなどをたっぷり塗ってから行ってください。(産科看護師)
一般的には2~3日便が出なくても、お子さんが元気にしていれば心配ありません。目安として、1週間以上排便がない、お腹が張って苦しそう、食欲がない、常に機嫌が悪いというような状態のときは便を出してあげましょう。(産科看護師)

なぜ便が出ないかを考えて対策を

綿棒浣腸で便秘解消できれば、ひとまずは安心のようですが、繰り返す便秘には、何か原因があるのかもしれません。どんなことが便秘の原因になりうるのでしょうか。

規則的な排便には、生活のリズムも大切です。夜は電気を消して静かな環境を作り、朝は太陽の光が差し込むようにしてください。昼間、起きているときや、オムツ交換の際にお腹をのの字にマッサージしたり、足を動かして運動させるのも有効です。(産科看護師)
水分不足は便秘の原因になります。不足しているようなら、お風呂上りなど授乳に影響のない時間に白湯、麦茶、砂糖水を少しずつあげてみると効果があります。満腹で母乳を飲まなくならないように、1回20~30cc、1日100~150ccを目安に少しずつ飲ませましょう。(内科医師)
赤ちゃんの便秘解消に効果のあるものとしては、オリゴ糖があります。ミルクに混ぜてもよいですし、完全母乳の場合は、少量のお湯に溶かして飲ませてみてください。(産科看護師)
お母さんが脂肪分の多いものばかり食べていると、母乳も少しどろどろしてしまい、赤ちゃんの腸内環境によくないことがあります。赤ちゃんのためにも、バランスのよい食事を心がけてください。(内科医師)
便秘で苦しいとよく泣いたり、母乳をあまり飲まなくなることがあります。便の量だけでなく、赤ちゃんの機嫌も見ることが大切です。(内科医師)

健康にすくすく育つには、生活リズムや水分補給も大切なのですね。綿棒浣腸やその他の対策をうまく組み合わせて、赤ちゃんにも規則的な排便習慣をつけてあげるのがよいようです。


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