鼻血

頻繁に鼻血を出す子ども・・・病院に連れて行くべき?

身体に起きる小さな不調にも、病気が隠れていることがあります。鼻血を頻繁に出す子どもが心配なママから相談がありました。お医者さんや看護師さんたちはどのように答えているでしょうか?

ママからの相談:「就寝時や朝食時など、何もないときに鼻血を出す子どもが心配」

8歳の我が子は幼稚園の頃からよく鼻血を出します。夜寝ているときや、朝ご飯を食べているときなどに急に鼻血が出ます。先日は3日間続けて鼻血を出したので、何か悪いところがあるのか、病院にかかったほうがいいのか心配です。繰り返す鼻血の原因を教えてください。また、鼻血が出ないようにするために気をつけたほうがいいことや、食生活の注意点などはありますか。(40代・女性)

小さい子どもは鼻血を出しやすい

小さい子どもは少しの刺激で鼻血が出てしまいます。その理由について、教えてくれました。

小さい子どもは鼻の粘膜が弱く、また無意識に鼻を触ることが多いため、すぐに鼻血を出します。一旦、鼻血が出ると、血管の修復に数日かかるため、その間、少しの刺激でも出血しやすくなります。お子さんが鼻を触っていたら、できるだけ止めるようにしましょう。(呼吸器科看護師)
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎があると粘膜が弱くなっていて、少しいじっただけでも出血しやすくなります。子どもも鼻がむずむずするので触ってしまい、悪循環に陥ることがあります。体温上昇、興奮、のぼせなどでも血流がよくなって出血しやすくなることがあります。(内科医師)

多量の出血や、鼻血が止まらない場合は病院へ

出血量が多い、なかなか止まらないなどの場合は、受診をご検討ください。鼻血が出たときの対策法や、食事についてもアドバイスしてくれました。

鼻血が出たら下を向かせて、口にたまった鼻血を出すようにしてください。上を向くと喉の奥にたまった血液を飲み込み、気分が悪くなります。小鼻(目と目の間より少し下の部分)をきゅっとつまんで様子を見てください。普通の鼻血でしたら、数分で止まります。鼻にティッシュなどを詰めると、抜くときに固まった血液で粘膜を傷つけてしまうことがあるので、避けてください。(呼吸器科看護師)
止血の仕方は、少し息が苦しくなるくらいに小鼻を抑えて、下を向いて椅子に座らせましょう。ちょうど座って絵本を読むような姿勢です。出血している鼻の場所を外から止めるために鼻をつまんで押さえるのが一番効果があります。通常は15~20分で止まることが多いので、30分以上止まらない場合は白血病や血友病、肝臓の機能が落ちていることも考えられます。一度、病院で受診しておくと安心だと思います。(内科医師)
なかなか止まらない、多量に出血する、鼻をいじっていないのに出血する場合は、貧血やアレルギー性鼻炎などの疾患を疑います。その場合は、耳鼻科を受診してください。鼻血を予防するために、鉄分や葉酸を含む食事を心がけてください。人参やパセリ、レバー、ほうれん草などビタミンAを含むもの、果物などビタミンCを含むものは、鼻の粘膜を強くする働きがあります。(呼吸器科看護師)

子どもは鼻の粘膜が弱く、少しの刺激でも鼻血を出してしまいます。食事は鉄分、葉酸、ビタミンAやCを含む食品を摂るとよいでしょう。多量に出血する、なかなか止まらないなどの症状がある場合は、受診をご検討ください。


2015/09/19

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