胎動

2015/09/11

胎動はいつ頃から、どんなときに感じるの?

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胎動はいつ頃から、どんなときに感じるの?

妊娠すると、早く胎動を感じたいと心待ちにしているママも多いはず。このページでは、胎動を感じられる時期や、胎動から分かる赤ちゃんの動き、胎動に関する心配などに焦点を当てて説明していきます。是非参考にしてみてくださいね。

胎動はいつから感じられる?

胎動を初めて感じられる時期は、大きく個人差があり、妊娠16週~22週頃と幅広いです。これは、母体の腹壁の厚さや羊水の量が人によって異なるからです。
また、一般的に初産婦に比べて経産婦の方が早いといわれています。これは、初産婦が胎動の間隔が分からないためです。
健診のたびに、超音波検査で赤ちゃんの様子をしっかり観察しているため、胎動がなかなか感じられないからといって、不安になる必要はありません。最初の頃は赤ちゃんの体も小さく蹴る力も弱いため、ママが体を動かしているときには、胎動を感じにくいです。40~60分ほど何もせず寝転がってお腹に集中してみると、胎動が感じられるかもしれません。

胎動があるとき赤ちゃんはどんな動きをしている?

赤ちゃんはお腹の外に出たときのために、様々な準備運動ともいえる動きをしており、その動きが胎動となってママが感じることができるのです。
例えば、足や腕を伸ばしたり曲げたりするキッキングや、体を回転させるローリングなどがあります。これらは、胎児の体が成長し、子宮の中で窮屈になってくると減少していきます。また、胸やお腹をひくっと動かすしゃっくり様運動もします。長い場合は、30分ほど続くことがあり、キッキングとはちょっと違った定期的な痙攣のような胎動を感じられると思います。
他にも、目をキョロキョロさせたり、あくびや指しゃぶり、羊水を飲むなどの動きもしていますが、これらは胎動して感じることはできません。

赤ちゃんがキックした場所をポンと叩いてみると、赤ちゃんが蹴り返してくれたり、こちらが2回叩けば赤ちゃんも2回キックしたりし、コミュニケーションをとることができます。パパと一緒にやってみるのもいかもしれませんね。

胎動の間隔があくことも

お腹の中の赤ちゃんが眠っているときには動かないため、胎動を感じません。一般的に、約40分の間隔で睡眠と覚醒を繰返しています。つまり、40分程度であれば、胎動の間隔があく可能性は十分にあるといえるでしょう。また、昼間は静かで夜になるとよく動く子や、反対に夜は静かで昼間によく動く子といったように、生活リズムができている場合も、時間帯によって間隔があくことがあります。
心配なのは、いつもよく動く時間なのに静かだったり、いつもと違う動き方をしたりしている場合です。1時間以上全く動かない状態が続いた場合には、しばらく胎動の様子を観察したり、お腹を軽くたたきながら話しかけてみたりし、それでも胎動がなければ病院に連絡して指示を仰ぎましょう。

胎動が少なくなったと感じたら

もしも赤ちゃんに何らかの異常が起こった場合、胎動の減少が起こります。健診のときには手遅れという状況でも、胎動が少ないと思った時にすぐ受診していれば、助けられるケースもあります。また、出産間近になると、赤ちゃんが骨盤に頭を入れるため、胎動が減るといわれています。しかし、全く動かなくなるわけではないので、少しでもおかしいと思ったら受診するようにしましょう。

胎動は、お腹にいる赤ちゃんとママやパパがコミュニケーションをとれる方法であると同時に、赤ちゃんの異常をキャッチするためのツールでもあります。妊娠中しか感じることのできない胎動を、楽しんでくださいね。


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