性行為

2015/09/11

妊娠中でもセックスしていいの?赤ちゃんへの影響は?

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妊娠中でもセックスしていいの?赤ちゃんへの影響は?

“妊娠中だって旦那さんとセックスしたいけど、赤ちゃんへの影響が心配・・・。 経過が順調で出血やお腹の張りがなければ、妊娠中にセックスしても問題ありませんが、妊娠中だからこそ気をつけておきたい感染予防のための避妊、体位や流産・早産との関係について紹介します。”

妊娠中のセックスは赤ちゃんに影響はない?

妊娠中にセックスをすると、赤ちゃんを傷つけてしまうのではないかと思う方もいらっしゃると思います。母体や赤ちゃんのことを考えると躊躇してしまう旦那さんもいらっしゃるでしょう。しかし、赤ちゃんは羊水と子宮にしっかり守られているので傷つけたり、衝撃を与えるようなことはありません。経過が順調でお腹の痛みや張り、切迫流産の兆候がなければ、妊娠中にセックスしても大丈夫です。母親教室や医師からも安定期に入ると、性生活についての指導があるので指示を仰ぎましょう。

妊娠中の避妊は赤ちゃんのためにもしっかりと!

精液の中の細菌、化学物質や男性の性器に付着した細菌が子宮に入り込むと細菌感染し、破水してしまったり、早産の原因となる「絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)」を起こすとされています。
セックス自体が破水、早産を誘発するきっかけにはなりませんが、お腹の中の赤ちゃんを守るためにも、性器を清潔に保ち、妊娠中のコンドームの着用は必要不可欠です。

出血したら?

セックスの直後に出血することがあります。これは子宮口や子宮頸管に熱を帯びているのが原因で、妊娠後期になると母体も出産の準備に入るため、出血回数が増える方もいるでしょう。出血量が少量であれば問題ないのですが、出血量が多かったり、だらだらと出血が続く場合は切迫早産の疑いもあるので、早急に医師へ相談してください。

気をつけたい体位について

基本的にお母さんが苦しくなければ胎児にも影響はないのですが、激しい動きやお腹を圧迫するような無理のある体位は母体にも胎児にも負担をかけてしまいます。お腹を労るためには、男性の上に乗る「騎乗位」や女性の後ろから挿入する「後座位」が負担の少ない体位だと言えます。

こんな場合はセックスを控えましょう

気になる出血があったり、流産や切迫流産・早産の経験・兆候がある方、前置胎盤(胎盤の位置が通常より低い位置にある)と診断された方、多胎出産経験者など医師に安静を促されている方は妊娠中のセックスは控えてください。
また妊娠初期の不安定な時期や、妊娠32~36週の出産に向けてお腹の張りや子宮収縮が多発する時期は控えた方が良いとされています。

妊娠中は身体的にも精神的にも変化が多く、不安定でストレスも感じやすくなります。無理にセックスをする必要はありません。しかし、旦那さんとの愛を確かめ合い、不安定な心を満たすコミュニケーションを通して産まれてくる赤ちゃんのためにも家族の絆を深めることは重要です。今しかできない二人だけのゆっくりとした時間を楽しみましょう。


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