腹囲測定

2015/09/11

妊婦健診の「腹囲測定」って何がわかるの?

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妊婦健診の「腹囲測定」って何がわかるの?

腹囲や子宮底長の測定検査は、赤ちゃんの発育状態とママの太り過ぎをチェックする目安となります。測定は測る人により誤差が出る場合もあり、また妊婦の背の高さや骨盤の大きさによりお腹の出やすさには差があります。測定値にはあまり神経質にならず参考にする程度でよいでしょう。

腹囲測定ってどんな検査?

妊娠中に行われる妊婦健康診査では、初診時には腹囲・子宮底長測定の診査項目はありませんが、一般的には妊娠中期以降、妊婦健診の度に毎回行います。では、どのように測定が行われるのでしょうか?お腹周りを測る腹囲測定は、ベッドに仰向けの状態で、メジャーを使っておヘソの辺りのお腹が最も膨らんでいる部分を測ります。腹囲測定とともに子宮底長も測ります。子宮底長は子宮のふくらみの数値で、恥骨の上端から子宮のふくらみが終わる位置までの長さです。

腹囲測定の検査の目的とは?数値からわかることは?

妊娠中は太りやすいため、ママの太り過ぎのチェックのための目安となり、また赤ちゃんが順調に成長しているか、羊水の量に異常はないかなどの目安となります。腹囲や子宮底長は個人差があり、人により数値は大きく変わります。背が高く骨盤が大きめな人は、おなかが出にくく、背が低く骨盤が小さめの人はおなかが出やすいといった傾向が見られます。妊娠線がたくさんできる人がいますが、小柄な人に多く、妊娠中期以降おなかが大きくなっていくスピードに皮膚がついていけないために現われる症状です。

腹囲が100cm以上の場合は、多胎妊娠や羊水過多、妊娠高血圧症候群などの可能性がありますが、腹囲と子宮底長の測定は、測る人により誤差が生じる場合がありますので、あまり神経質になり過ぎないようにしてください。何らかの異常がある場合は医師からの指示があります。

腹囲や子宮底長測定時のちょっとしたアドバイス

腹囲や子宮底長の測定は、おなかに直接触りながらメジャーで測りますので、おなかを出しやすい洋服や下着、腹帯を選ぶとよいでしょう。腹帯は診察の前にはずしておくとスムーズに測定ができます。

ママのお腹のサイズと気になる赤ちゃんのサイズ

ママのお腹のサイズに個人差があるように、お腹の中の赤ちゃんのサイズはみんな同じではありません。赤ちゃんによって成長のスピードは違います。エコー検査で赤ちゃんのサイズを測定しますが、正確な推測がむずかしく、実際の数値と大きく誤差が出ることもあります。腹囲や子宮底長の数値が健診の度に減ったり増えたりを繰り返すと赤ちゃんのことが心配になりがちですが、あくまでも腹囲・子宮底長の測定値は参考にするくらいでよいでしょう。検査も病院により多少違いがあり、中には腹囲・子宮底長の測定を行っていない病院もあります。


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