アトピー

2015/09/24

授乳後に顔が赤く、ボツボツも・・・何に気をつければ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

授乳後に顔が赤く、ボツボツも・・・何に気をつければ?

おっぱいの後、顔の皮膚が赤くなってぼつぼつが出ることがあり、軽いアレルギーと診断されたという赤ちゃんのママから、何に気をつければよいかという相談が寄せられました。専門家の皆さんの答えとは。

ママからの質問:「顔中が突然赤くなるアレルギー、気をつけることとは?」

普段は真っ白なきれいな肌の4カ月の赤ちゃんなのですが、おっぱいを飲ませた後、肌がふれていた部分が赤くなり、蚊に刺されたようなボツボツが少し出ます。時間とともに赤みとボツボツが顔全体に広がり、1時間くらいかけて薄くなります。授乳後に毎回出るのではなく、1日1回、1週間に4回ありました。受診すると軽いアレルギーとの診断で、塗り薬と飲み薬をもらいました。アレルギーにはどうやって気をつけたらよいのですか。(30代・女性)

アトピーの可能性が。母乳は食事に注意して続けて

アトピー性皮膚炎の症状である可能性が考えられます。母乳に対するアレルギーではないかと、授乳をためらう必要はありません。ママが何を食べたときに赤ちゃんにどんな症状が出るかを、しばらく観察してみると参考になるでしょう。

母乳の段階でのアレルギー症状としては、アトピー性皮膚炎がほとんどともいわれています。メカニズムは医学的にも十分にはわかっていません。原因はダニ、ハウスダスト、動物の毛、化学物質など人によって様々です。(内科医師)
この時期は母乳が出るのであれば、母乳をあげるのが望ましいと思います。ただお母さんの食事によって赤ちゃんの湿疹がよくなったり悪くなったりすることもあります。たとえば、過剰にお肉や脂肪分の多い食事、糖分を多くとると母乳がどろどろになり、湿疹ができやすくなることがあります。週に4回とのことなので、食事との関係を見てみるのもよいかもしれません。和食、野菜中心のバランスのよい食事にすると、改善するかもしれません。(内科医師)

皮膚の清潔と保湿に注意し、根気よく見守って

アトピーの対策は、皮膚の清潔と保湿。刺激をなるべく減らして清潔を保つための、小さな工夫の積み重ねが大切です。焦らずに観察し、アトピーとの付き合い方を会得しましょう。

アトピーの対策としては、皮膚の清潔と保湿です。赤ちゃんの顔は汗やよだれ、涙が混ざって不潔になりやすいので、汚れたら濡れたガーゼなどで、優しくふき取ってください。また、皮膚が清潔な状態で軟膏を塗ってください。症状がなければ、保湿クリームやワセリンなどで、乾燥を防いでください。真っ赤になったら、冷たいタオルで冷やしてあげると、比較的早く症状が治まります。 (産科看護師)
アトピー性皮膚炎が疑われるけれど、原因がはっきりしない場合は、なるべく症状を悪化させないように刺激を少なくして、清潔を保つケアをしていきましょう。洗濯洗剤や柔軟剤をよくすすぐ、衣類のタグを外すなどの小さなことの積み重ねが大切です。慢性的に症状が出る可能性があるので、焦らずにのんびりと構えて、いつ、どういう状況で症状が現れるのかを根気よく見守ってあげてください。(内科医師)

授乳後に赤ちゃんの肌が赤くなるのは、アトピー性皮膚炎の可能性があります。母乳は食事に注意して続けましょう。皮膚の清潔と保湿に注意し、小さな工夫を積み重ねながら、根気よくアトピーと付き合っていくなかで、悪化させない方法がわかってくるものです。


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