予定の立て方

2015/09/25

予防接種すべてできるか・・・体調不良ならどうすれば?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

予防接種すべてできるか・・・体調不良ならどうすれば?

赤ちゃんが打たなければならない予防接種は、たくさんあります。体調不良で打てないことが続くと、スケジュールがこなせないのではないか?という相談に対し、専門家の皆さんの答えとは。

ママからの相談:「子どもの体質を考えると予防接種のスケジュールが不安です」

赤ちゃんが急に熱を出したり、体調が悪かったりして、予定していた予防接種のスケジュールが狂いがちです。月齢ごとにおおよその接種時期も決まっていますし、ちゃんとこなすことができるのか心配です。しかも保育園に行っているため、病気を移されるリスクもあります。体が弱く、アレルギー体質でもあるので、副作用に関しても心配です。あまり心配し過ぎてもダメだといわれたこともありますが、心配せずにはいられません。(30代・女性)

体調のよいときに同時接種を

今はワクチンの改良が進み、複数のワクチンを同時に接種することがすすめられています。

熱があるときは予防接種できませんし、子どもはいつ体調を崩すかわからないので、体調のよいときに少しでも多く受けられるように、同時接種を受けてください。同時接種は、複数のワクチンを同時に接種することです。(産科看護師)
以前は、複数のワクチンを同時に接種すると、副作用が起きた場合にどのワクチンに反応したのか判断しにくいこと、ワクチン同士の作用で抗体ができにくいといわれていましたが、最近はワクチンが改良され、複数のワクチンを接種しても抗体が作られること、副作用がでにくいこと、何度も通院しなければならない煩わしさを解消するため、同時接種が推奨されています。(産科看護師)

少しの体調不良なら接種検討も

体調がよいときに接種できれば、それに越したことはありませんが、ワクチンによっては、ちょっとした不調なら影響はそれほどないとのこと。接種できずに病気にかかるリスクと天秤にかけ、医師と相談して検討するとよいでしょう。

子どもはそもそも風邪をよくひきますし、すぐに発熱することも多いです。質問者さんが心配するように、保育園に預けている子どもが鼻水や咳がないときの方が珍しいかもしれません。予防接種は本来ならば、体調がよいときに越したことはありませんが、あまり体調にこだわっていると、ずっと予防接種を受けられなくなってしまう可能性もあります。(内科医師)
予防接種によるまれな重篤な副作用は、体調がよいか悪いかには関係ないことが多いです。でも、もし何かあったときに後悔すると思いますので、医師とよく相談してから決めてください。不活化ワクチンは体調にはあまり影響されませんが、生ワクチンは弱毒化したもので、実際に軽く感染した状態にするワクチンなので、できれば体調のよいときに接種する方がよいでしょう。(内科医師)
体が弱く、アレルギー体質とのことですが、どの子どもにおいてもワクチンを接種して副作用が出るかはわからないですし、ワクチンを接種しないことで重い感染症にかかった場合の方が命に関わることもあります。 (内科医師)

体調不良で予防接種のスケジュールが狂いがちな場合は、体調のよいときに同時接種を受けること、少しの体調不良であれば医師と相談のうえで接種の決行を検討することで、こなしていきましょう。


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