産後うつ

2015/09/25

産後うつ?気持ちに余裕のない日々、いつまで続くの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

産後うつ?気持ちに余裕のない日々、いつまで続くの?

赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、憂鬱やイライラに悩まされているというママは多いようです。産後の心身の不調がいつまで続くのかという質問に対し、専門家の皆さんは何とアドバイスしているでしょうか。

ママからの相談:「産後のイライラ、不調はいつまで続くの?」

2人目の出産後、なかなか体調が思うように回復せず、授乳や夜泣きでなかなか身体が休まらず、イライラしたり涙もろくなったりが長く続きました。また主人に対してもイライラしてしまったり、子どもの世話に追われる日々で気持ちに余裕ができずにいます。以前はちょっとした楽しみだったことやオシャレをしたいという気持ちも減り、休む時間がほしいと思うばかりなのですが、こういう不調はいつまで続くのでしょうか。(30代・女性)

今は、まず体を休めることを優先して

ホルモンの変化と疲れ・ストレスが不調の原因です。夫をはじめ、家族の協力を得て、家事や育児の負担を減らすようにしてもらいましょう。

育児による疲れやストレスもありますが、産後のホルモンの変化が影響しています。産後の経過とともに体調が整ってくれば、自然に落ち着くと思いますが、今は体を休めることを優先しましょう。育児で大変と思いますが、家事は家族に協力してもらって、掃除や洗濯など後回しにできるものは体調がよいときに行ってください。買い物は宅配を利用したり、買い置きしておきましょう。疲れたら、少しでも横になって休んでください。(産科看護師)
旦那さんには無理せず相談できるでしょうか。自宅では家事や育児などは無理せず、子育ては旦那さんと一緒にやるものと考えてくださいね。もし旦那さんがお仕事で忙しくて頼めないようであれば、自分の母親や身内などと分担するようにして、負担を軽減してみてください。(内科医師)
休みたいと思うときには、体や心が疲れている証拠なので、本来であれば少しの間家事も育児も離れて睡眠をとるべき状態です。もし可能であれば、一定の時間寝るだけでも改善することがあります。睡眠不足は精神的に、よりまいってしまう原因になります。(内科医師)

自分の時間を作り、気分転換を

自分の時間を少しでも作り、気分転換をしましょう。もし、うつの症状に心当たりがある場合は、早めの受診がよいようです。

短時間でいいですから自分の時間を作って、好きな音楽を聴くなど、気分転換してください。旅行のパンフレットを見るだけでも気分転換になりますし、できれば軽い体操や散歩で徐々に体を動かしてください。(産科看護師)
感情のコントロールができないときは、自分の中に抑え込まずに家族やお友達に吐き出すようにしてください。他の人の意見を聞くのもいいですし、単なるおしゃべりでもかまいません。(産科看護師)
うつの場合には、不眠、食欲低下、自分の好きなものを食べてもおいしくない、何もやる気が起きない、時には死にたいという気持ちが起きます。もしあてはまるような症状があれば、早めに病院を受診してください。うつは心の病気なので、早めに治療した方が治りが早いです。(内科医師)

産後に心身の不調が続くのは、ホルモンの変化と疲れが原因です。まずは家族の協力を得て家事の負担を減らし、身体を休められるように計画しましょう。また、少しでも自分の時間を作って気分転換をすることも大切です。


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