中耳炎

2015/09/26

風邪を引く度に中耳炎になる3歳の息子、何歳まで続くの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

風邪を引く度に中耳炎になる3歳の息子、何歳まで続くの?

小さい頃は風邪から鼻水、そして中耳炎というパターンにはまる子どもが多いようです。何歳くらいまでこの状況が続くのだろうかという質問に対し、専門家の答えとは。

ママからの質問:「中耳炎になりやすいのですが、どうすればよいでしょうか」

今年の春から幼稚園に通い始めた息子がいます。赤ちゃんの頃から風邪をひきやすく、熱と鼻水がいつも出ます。小児科の診察ではいつも中耳炎ですね、といわれます。3歳になった今も風邪から鼻水、そして中耳炎の流れが変わりません。私も小さい頃に中耳炎になりやすい体質だったので遺伝だとは思いますが、風邪から中耳炎になるのは何歳くらいまで続くのでしょうか。ちょっと風邪を引く度に小児科や耳鼻科にかかってばかりです。(30代・女性)

10歳までは風邪から中耳炎になりやすい

10歳頃までは、風邪を引きやすいこと、耳管が発達していないことから、風邪からの中耳炎を引き起こしやすいようです。

鼻と耳は奥でつながっていますから、鼻から侵入したウィルスによって、中耳炎を起こします。中耳炎が遺伝というより、風邪を引きやすい体質が遺伝したのかもしれません。小学生になるまでは、よく風邪を引いていた子も、10歳くらいになると、体力がつき、風邪を引きにくくなり、中耳炎も起こしにくくなります。(産科看護師)
小さい頃は誰しも中耳炎になりやすいといわれています。それは、まだ子どものうちは、耳管が短く太く水平のため、風邪などで増えた細菌やウィルスが鼻から入ってきやすいからといわれています。小学校に入るまでは、風邪を引くたびに中耳炎になると思っていてもいいかもしれません。しかし10歳頃になると落ち着くといわれています。成長とともに大人のように耳管も発達して菌が入りにくくなるからです。(内科医師)

風邪予防に努め、中耳炎かもと思ったら受診を

普段から体力をつけ、風邪の予防に注意しましょう。また、中耳炎かもしれないと思ったら受診し、適切な処置を受けるのがよいようです。

大変だとは思いますが、中耳炎かもと思ったときには、小児科や耳鼻科を受診した方がよいと思います。中耳炎は熱や痛みは2~3日で治まりますが、膿(うみ)は約1カ月でやっとなくなっていくので、最初の1週間は膿・耳だれや鼻水を病院で吸ってもらいましょう。もし自分でかめるようであれば、こまめに鼻をかむようにすると、たまった膿が抜けていきやすくなるので効果的です。(内科医師)
中耳炎を起こした当初は、抗生剤や痛み止めでの治療になります。膿がたまってくると、鼓膜切開でたまった膿を出します。予防としては、鼻が詰まらないようにすること、日頃からうがい、手洗いを励行して風邪を予防してください。昼間はよく遊ばせて、睡眠をしっかりとって、体力をつけてください。幼稚園や保育園に通う子は、よく風邪をもらってきますから、風邪の季節には注意してください。(産科看護師)

10歳頃までの子どもは、誰しも風邪から中耳炎になりやすいようです。普段からの体力づくりと予防に努め、中耳炎かなと思ったら受診するほうがよいとのアドバイスでした。


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