食べない

11カ月の子供の離乳食が進みません。母乳主体の食生活ですが問題はありませんか?

赤ちゃんにとっては、食事を食べる練習である離乳食。食べさせたいと思うママの気持ちに反して赤ちゃんが思うように離乳食を食べてくれないと、栄養面など心配になってしまうものです。「なるカラ」にも、離乳食をほとんど食べない赤ちゃんに悩むママから相談がありました。管理栄養士さんや看護師さんはなんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「11カ月の子供が離乳食をほとんど食べず、母乳主体の食事です。周りの子供は離乳が順調なので焦っています」

11カ月の子供が離乳食をほとんど食べず、すぐに母乳を欲しがってしまいます。保健師さんからのアドバイスを試すも、効果が出ません。母乳主体の食生活で問題ないのか心配なママからの相談です。

11カ月の子供がいますが、離乳食が思うように進みません。完全母乳でこれまできました。離乳食を準備しても、1口2口食べてすぐに「おっぱいおっぱい」となってしまいます。保健師さんからの、赤ちゃんのお腹が空いている時を見計らう、母乳を減らすなどのアドバイスは試しましたが、これといって効果が出ませんでした。いつまでも母乳で育てるわけにもいかず、周りの友人は順調に離乳食が進んでいるようで気ばかり焦ります。今の月齢で、母乳が主体の食生活で問題はないのでしょうか? (30代、女性)

赤ちゃんが元気で体重が減っていなければ大丈夫。焦りは禁物、今は食べられるものを探すことから始めましょう!

母乳ばかりだと栄養が足りないのではと心配になりますが、赤ちゃんの体重が減っていなければ問題ありません。色々な食べ物を試して、赤ちゃんが食べられる物を探してみましょう。栄養を補うために、母乳の代わりにフォローアップミルクを活用する方法も教えてくれました。

周囲の方々の離乳食の進み具合を耳にすると焦りますよね。離乳食の本は自分の知識の参考として、同じように進まなくても大丈夫と、どこか開き直りも必要です。 (看護師)
いろいろ方法を試されているということですが、それでもなかなか進まないのであればあまり無理せず、赤ちゃんのペースに合わせてもよいかもしれません。お母さんの気ばかりが焦って、ご飯を食べさせようとすると、赤ちゃんもお母さんの気持ちを察してよけいおっぱいが恋しくなってしまうこともあるでしょう。赤ちゃんには必ず、おっぱいを卒業するときがきます。今はおっぱいが大好きな赤ちゃんを見守るくらい大きな気持ちでいましょう。 (小児科看護師)
いままで慣れ親しんだ母乳とは違う、生まれてはじめて口にするものですから、抵抗してあたりまえです。大人でも、いきなり味わったことのない、しかも、自分が認識できないものが口に入ってきたら抵抗しますよね?離乳食を与えるとき、「これはジャガイモだよ、食べてみよう」など話しながら、ゆっくりやってみてください。 (看護師)
頑張りすぎると、お母さんが疲れてしまいます。指導の通り、本の通りにいけばそれはそれでいいことでしょうが、そううまくいかないのが育児です。栄養の面は確かに足りないかなと感じるかもしれませんが、いつかは必ず食べるようになるのだと思って、今は赤ちゃんが食べるものだけ与えていてもいいと考えます。今は栄養よりも食べられるものを探して、それに似たものを与えてください。大丈夫ですよ、食べるように必ずなりますから。 (看護師)
栄養面も気になるかもしれませんが、大丈夫です。とはいっても心配だと思いますので、体重の増減変化を見てあげてください。 (管理栄養士)
離乳食が進まないと悩みますね。赤ちゃんが元気で体重が減ったりしていなければ大丈夫ですよ。 (小児科看護師)
1歳前後の年齢ですと、離乳食を食べているお子さんでも、鉄分不足になりやすいです。あまり離乳食を食べてくれないとなるとますます不安ですね。フォローアップミルクは試されましたか?鉄分がたくさん含まれていますので飲ませてみるといいですよ。うちの子供の場合は、ストローマグでフォローアップミルクを飲ませたところ、母乳よりもたくさん出るからか、母乳よりもミルクよこせ、と言わんばかりのミルク好きになりました。 (薬剤師)

離乳食を工夫する、家族と一緒に食べる、自分で食べさせてみるなどの方法があります。

赤ちゃんが離乳食を食べたくなる工夫について、アドバイスがありました。形状や味付け素材は、色々なパターンを試してみましょう。家族と食事の時間をずらしている場合は、一緒に食卓を囲んで食べる様子を見せるようにします。スプーンなどを自分で持たせて食べても良いですね。

離乳食の本には「にんじんのペースト」やら「ジャガイモのペースト」など単品で書いてありますが、お野菜は沢山の種類が混ざるととても甘みが増します。幾つかの野菜におだしを少々加えてはいかがでしょうか。私はこぶだしをよく使っていました。野菜の味に飽きたらシラスなどの白身魚、または鶏肉などで味を変えても良いでしょう。 (看護師)
離乳食への移行は、どのご家庭も大変です。色々と試されたとのことですので、思い切って離乳食を一時的に中断してみてはいかがでしょうか?「おっぱいおっぱい」と求めてくるのですから、何も口にしたくない状態ではないですので安心です。そして、ご家族の食事の時には食べている様子が見える場所にいるようにしてあげてください。もし、口をパクパクしたりすることがあれば離乳食を試してみてはいかがでしょうか?離乳食自体は、形態や舌触り、色、味など子供それぞれの好みがあって、その好みの状態への調整が難しいです。コーンスープのようなトロトロ具合がよかったり、マヨネーズのような形状、ジャムのような形状、粒が残っていたらイヤ、手作りは食べないけど市販品なら大丈夫など。 (管理栄養士)
何が正解かは分かりませんが、性格や好みも関係していると考えられます。離乳食の形態を1つ戻す、一つ進める、1口を小さくする、大きくするなどを試してみても良いかもしれません。だしを使ったり、だしを変えてみるのも良いでしょう。また、外で食べてみる、お友達と食べてみる、お母さんも一緒に食べてみるなど環境を変えるのもおすすめです。 (小児科看護師)

離乳食を食べさせなくてはというママの焦りは、赤ちゃんにも伝わってしまいます。母乳を飲んでいるのであれば、栄養面は心配し過ぎなくても大丈夫。色々な形状や味を試して、ゆっくりと赤ちゃんが食べてくれるものを探すことが解決へのカギと言えます。


2014/09/25

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