じんましん

2015/09/28

子どもの「じんましん」の予防や治療は?

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子どもの「じんましん」の予防や治療は?

突然発症することが多い子どもの「じんましん」。特に小さい乳幼児は我慢できずかきむしってしまい悪化させてしまうことがあります。じんましんがひどくならないうちに対処できるよう、その症状や原因、治療法、予防法などをご紹介します。

じんましんはどんな病気?

じんましんは子どもの皮膚によくみられ、皮膚の一部に赤い扁平な腫れができ、強いかゆみを伴うことが多い病気です。腫れやかゆみも一時的な症状で、長くて数日、通常は数時間で痕を残さずに消えるのが一般的です。

じんましんになる原因は?

じんましんの原因は実に様々で、各種のアレルギーから発症したり、日光や汗などの非アレルギー性の原因もあります。

なかでも、小麦や乳製品などの食物や、薬によるアレルギーによることが多くなっています。アレルギーを起こしやすい食物は、小麦、ソバ、卵、乳製品、落花生などがよく知られていますが、ほかにも穀類や肉類、魚介類も該当します。

また、虫刺され、ダニ、カビなどといった外部からの刺激で起こったり、イラクサなどの植物や、ゴムなどの特定の物質との接触によって起こったりします。

さらに、アレルギー性の原因ばかりでなく、寒さや日光が原因になることもあります。ほかにも、外的な刺激でなく、皮膚自体の温度差によっても発症します。汗が原因となったり、疲労や精神的なストレスがじんましんになってあわわれるなど、じんましんの原因となる要素は様々です。

家庭でできるじんましんの治療法

先述したように、じんましんの原因は様々なので、原因を特定し、その原因を取り除くのは医師でなければ難しいことです。家庭でできることは、じんましんと思ったら、まず、じんましんの箇所をかかないようにすることです。かきむしって細菌に感染したら、膿んでしまうことも考えられます。かかないようにするためにも、常日頃爪を切っておきましょう。乳幼児でどうしてもかいてしまうようでしたら、ミトンなどを使用してもいいですね。その上で、冷たいタオルで患部を冷してあげましょう。ただし、寒さが原因のじんましんは冷してはいけません。

患部を冷やすことのほかに、清潔に保つことも大切です。汗などで皮膚が汚れるとかゆみが増すので、肌着などを頻繁に取り替えると効果的です。入浴時にはじんましんの部分は低刺激の石鹸などで優しく洗い、シャワーでよく流した後にきちんと乾かすようにしましょう。

また、病院を受診したときのために、じんましんの発症した箇所、時間、発症する前の食べた物や飲んだ物などをチェックしておきましょう。

じんましんの予防

アレルギー性のじんましんの場合は、その原因物質となるものを摂取させない、触らせないことが大きな予防になります。

原因物質が特定できない場合や、非アレルギー性のじんましんの場合は、風邪や睡眠不足で免疫力が低下している状況のときに発症しやすいので、日頃の生活の中で、バランスのよい食事を心がける、睡眠をよくとらせる、疲れさせ過ぎないことが大切です。


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