痙攣(けいれん)

子どもの熱性けいれんの原因と症状、ママにできる治療法は?

熱性けいれんは、突発性発疹やはしかなどの感染症にかかった際など、発熱時に起こります。原因は様々ですが、慌てて揺すったり押さえつけるのはNGです。落ち着いてけいれんの時間をはかり、全身の様子を観察して、病院を受診しましょう。

熱性けいれんってどんな病気?

赤ちゃんや幼児が38度以上の熱を出した時に、がたがたと震えてけいれんを起こし、白目になり、体が硬直するのが熱性けいれんです。けいれんを起こしている間は意識を失います。乳幼児の3~8%が経験すると言われており、珍しい病気ではありません。風邪や突発性発疹、はしかなどの感染症にかかり、発熱した時にあわせて発症します。熱性けいれんは、生後6ヶ月~6歳、その中でも特に3歳くらいまでの乳幼児に多く見られる病気です。

熱性けいれんの原因と症状は?

乳幼児の脳は未成熟なため、高熱で脳の神経が刺激を受けて体がけいれんすると考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていません。熱性けいれんの発症には、遺伝や体質が関わっているとも言われており、パパやママが熱性けいれんを起こした経験があると、子どもも起こしやすいと考えられています。

熱性けいれんのほとんどは2~3分、長くても5分以内でおさまり、合併症や後遺症の心配もありません。けいれんが治まった後は、だいたい眠ってしまいます。ただし、一度起こすと繰り返すこともあります。初めてけいれんを起こした場合は、念のため病院を受診しましょう。

熱性けいれんが起きた時にママにできる治療法は?

けいれんを起こした時は、衣類のボタンを外して、体の締め付けをなくします。けいれんで吐く子もいるので、吐しゃ物が喉につまらないように、子供の顔を横向きにして寝かせます。けいれんがはじまった時間を確認し、数分たっても自然に治まらない場合は、すぐに病院を受診しましょう。けいれんを起こしたら目や手足、呼吸など子供の様子を観察します。熱も測っておきましょう。もし、けいれんが治まっても意識がはっきりしない時は、すぐ病院に向かいましょう。

再発防止のためには、薄着にして、わきの下や首すじを冷やすのが効果的です。病院では、次のけいれんが起きたときに備えて、けいれん止めの座薬が処方される場合があります。また、何度もけいれんを繰り返す場合は、てんかんの可能性がないか脳波を調べることもあります。


2015/09/28

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