帝王切開の傷

2015/09/28

半年以上経つのに帝王切開の傷が痛む…なぜ?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

半年以上経つのに帝王切開の傷が痛む…なぜ?

帝王切開の傷の痛みは、いつ頃まで続くものでしょうか。今回は2人とも帝王切開で出産したというママからの相談です。産後半年以上経つのに、いまだに傷の痛みに悩む彼女に、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

ママからの相談:「産後半年経つのに帝王切開の傷が痛みます」

1人目の妊娠時、緊急で帝王切開になりました。2人目は計画出産で帝王切開でしたが、手術から半年以上経った今も傷口が痛むことがあります。上の子のときは、1カ月健診の後に傷口から出血したことがありました。今回は目に見える症状はなく、お腹の中に原因があるのではないかと思うと怖いです。疲れているときや体調が悪いときに痛みやすいのですが、周りに外科的手術の経験者がおらず、相談もできなくて心配です。(30代・女性)

半年なら痛みがあっても異常ではない。天気の影響も

手術の痛みは、思った以上に続くようです。中には数年続くケースもあり、天気の影響を受けることは珍しくないとの意見が寄せられました。

まだ半年ですから、痛みがあっても異常ではありません。個人差はありますが、大きな痛みは、術後、数週間で改善されますが、普段は痛みがなくても、時々、思い出したように中の傷がきりきりする痛みが数年、続く人もいます。体調が悪いときや、天気が悪いときに痛む人もいます。(産科・婦人科看護師)
帝王切開など、お腹を大きく開けた手術は、お腹を閉じる際に一つひとつの層を丁寧に縫っているので、時間が経過しても痛みや違和感を感じる人は多いです。(産科・婦人科看護師)
体力が低下したときや天候が悪化したときに、痛みを感じる人が多いのも事実です。体調がよくないときに傷が痛むのであれば、同様の痛みではないかと思います。痛みが強い人は鎮痛剤を飲んでコントロールすることもあるそうです。 (産科・婦人科看護師)
病院にかかるほどの痛みや、我慢できないような痛みではないと思いますから、時間の経過で様子を見ていいでしょう。(産科・婦人科看護師)

生理前・生理中に痛むのは心配なし。痛みが強いときは病院で相談を

生理前や生理中に痛んでも、生理が終わると治まるようなら心配ないです。痛みが強すぎる場合は病院で相談しましょう。

子宮を切開していますから、生理前や生理中にも痛みが生じると思いますが、生理が終わって治まるようでしたら、心配ありません。(産科・婦人科看護師)
出血の経験があると、長く痛みが続くと心配になりますね。もしお腹の痛みが強すぎたり、落ち着かない場合は、傷なのかお腹の中(内臓)なのか判別する必要がありますので、出産した産婦人科で受診してみることをおすすめします。(産科・婦人科看護師)
気になるようでしたら、お子さんの健診のときに、お母さんの子宮の回復具合も検査するでしょうから、遠慮せずに医師に相談してください。(産科・婦人科看護師)

傷が痛まなくなるには、意外と時間がかかるようです。しばらくは様子を観察し、強い痛みや異常を感じたら、すぐに病院で相談しましょう。


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