じんましん

じんましん?寒い時期に皮膚にできる赤い跡の対処法は

子どもの皮膚は薄くデリケートなため、何かと肌トラブルが起こりやすいようです。寒い季節になると、手足に赤くかいた跡のようなものが出ると心配するママに、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

ママからの相談:「じんましん?寒い季節、子どもの手足に赤くかいたような跡ができます」

9歳の娘は、疲れたり寒い季節になると腕や足、特に皮膚がやわらかい内側などに、長さが15cm程度赤くかいた跡のようなものが出ます。本人はかゆみもなく、かいていないといいますが、これは、じんましんでしょうか。娘はトロピカルフルーツにアレルギーがあり、アトピー性皮膚炎です。とても困っている状態ではありませんが、本人も気になるようなので一度、病院で相談した方がよいのか迷っています。(40代・女性)

寒冷じんましんの可能性

寒さのせいで出る皮膚症状に、「寒冷じんましん」と呼ばれるものがあります。急激な温度変化による刺激で痒みや赤みが現れ、皮膚がプクっと膨らんだようになります。

ストレスや寒さで起こる今回のような皮膚症状を、じんましんと呼びます。特に寒さで出るじんましんのことを寒冷じんましんと呼び、冷房器具にあたった後や入浴後の急激な冷え込みなど、寒冷による刺激で体温低下を引き起こし、温度差が生じることが原因のようです。激しい温度変化が肥満細胞を刺激し、ヒスタミンが放出されて皮膚に赤みを帯びた膨らみができます。最初は少しピリピリする程度でも、徐々にかゆみを伴うことが多いです。(内科医師)
対策としては温度差を少なくすることです。冬は首にマフラーを巻き手袋をして温かくし、足元が冷えないように部屋でも靴下を履きましょう。脱衣場や浴室も温めたり、運動後はすぐに汗を拭くようにしましょう。このような対策をしても改善せずに気になるようなら、皮膚科を受診してみてください。(内科医師)
寒い時期に出るようなら寒冷じんましんかもしれませんし、洋服による刺激かもしれません。また疲れたときにも、じんましんが出やすくなります。できれば症状があるときに病院を受診した方がよいですし、アトピー性皮膚炎なら定期的に病院を受診して経過をみてください。(呼吸器科看護師)

乾燥が原因で、かゆみが起こることも

特に冬場は乾燥が激しいため、かゆみなどが起こりやすいです。入浴後は保湿クリームなどでしっかりと保湿をして、肌に触れる衣類は綿素材で刺激が少ないものを選んであげましょう。

乾燥によるものかもしれないので特に寒い季節は保湿を心がけ、お風呂上がりに子ども用の保湿剤やワセリンを薄く塗って乾燥を防いでください。身体を洗う石鹸にも気をつけていると思いますが、低刺激のアトピー用や自然素材のものを使うようにして、肌着は吸収性のよい綿100%など肌への刺激が少ないものがよいでしょう。(産科看護師)

寒い時期によく出るのであれば、寒冷じんましんの可能性が高いかもしれません。急激な温度変化に気をつけるようにして、またアトピー性皮膚炎もあるようなので、日頃から保湿や肌に触れる衣類に気を配るようにしてみてください。


2015/10/01

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